伝承之蔵

賢淵
仙台市/青葉区/八幡

   昔、ある男が、広瀬川の淵で釣りをしていたとき、その淵から小さな蜘蛛が出てきて、その男の足に細い糸をつけた。 男は、悪い予感がしたので、その糸を足からとって、近くにあった大きな木につけたのだが、 次の瞬間、その糸に引きずられて、その大きな木が根こそぎ淵の底に沈んでいってしまい、淵の底から、「賢い…、賢い…」という声がした。 そのため、いつしか、里人たちは、この淵のことを、“ 賢淵 ”と呼ぶようになったという。

参考 『 仙台市史 特別編6 民俗 』
現地で採集した情報


現地レポート

これが、賢淵。



これが、蜘蛛の碑。



蜘蛛の碑があるところから見た賢淵。



平成 18 年 3 月 10 日 ( 金 ) 掲載
令和 4 年 1 月 13 日 ( 木 ) 改訂


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