雲居和尚と万二・万三郎 |
仙台市/青葉区/茂庭/蕃山・下愛子/西風蕃山 |
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昔、 雲居 という和尚が、蕃山の庵に独りで暮らしていた。ある夜、 万二 と 万三郎 という兄弟の盗賊が、 「雲居は、松島の瑞巌寺の住職をしたほどのヤツだ。たくさんの財宝を持っているに違いない」と思い、雲居和尚の庵を襲って、 和尚に刀を突きつけ、「おまえの持っている財宝を全部だせ!」と脅した。 しかし、雲居和尚は、二本の刀を突きつけられても冷静に、 「こんな山の中だ。財宝があるわけないだろう。百文にもならないが、これでも持っていけ 」と言って法衣を脱いで投げわたし、次のような歌を詠んだ。 先の世で 借りたる物を 今なすか この世で借りて 先でなすのか ( 私は今、前世での過ちの罰を、受けているのであろうか。そして、お前たちは、今、私にした過ちの罰を、あの世で受けるのであろうか)。 万二と万三郎は法衣を奪って逃げたが、雲居和尚の気高い態度と、意味のわからない薄気味の悪い歌を忘れることができなかった。 そして数日後、再び雲居和尚の庵に来た万二と万三郎は、「弟子にしてください…」と頼んだという。
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現地レポート |
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険しいのは最初だけ!
険しいのは最初だけ…。
険しいのは…。
険し…。
悪魔のような女性でした…。
ぶつぶつ不満を言っているあいだに、山頂に到着。これが、常寂光塔。
これが、雲居和尚の像。
これが、万二の像。
これが、万三郎の像。
これは、蕃山の山頂からの景色。
![]() 平成 18 年 4 月 15 日 ( 土 ) 掲載
令和 4 年 1 月 13 日 ( 木 ) 改訂
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