伝承之蔵

根白石の由来
仙台市/泉区/根白石/判在家

   昔、 源頼朝 が、七ッ森で狩りをしたとき、突然、大きな白い鹿が現われた。家来の 畠山重忠和田義盛 が、その鹿を追いかけて矢を放ち、見事に命中させたのだが、近づいて見てみると、矢が命中したのは鹿ではなく、根元が白い大きな石であった。頼朝が、「珍しい大石だな」といって、その石に腰をかけたため、いつしか、里人たちは、この里のことを、“ 根白石 ”と呼ぶようになったという。

参考 『 泉市誌 下巻 』
現地で採集した情報


現地レポート

赤い矢印が、この伝承の石。



鹿に似ている…、鹿に似ている…、鹿に似ている…。もう私には、この石が鹿にしか見えない♪



実は、この石はオリジナルではない。オリジナルの石は、 七北田川 の氾濫で失われてしまった。



赤い矢印の道を50メートルほど行ったところに、オリジナルの石があった。



ここが、オリジナルの石があった場所。



享保 十三年、この石が失われたことを惜しんだ里人たちが、石があった場所に碑を建て、石神として祀った。



因みに、頼朝が、この石の上に座って論功行賞をしたので、それを見た里人たちが、この地域を“ 判在家 ”と呼ぶようになった。


その地名が、バス停の名前にもなっている。



平成 17 年 10 月 23 日 ( 日 ) 掲載
令和 5 年 7 月 18 日 ( 火 ) 改訂


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