老松街道 |
仙台市/泉区/七北田 |
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貞享 元年、ある日、 伊達綱村 が狩猟にでかけ、その途中、 七北田 から 明石 に通じる道で休息をとっていると、その場所に、一本の大きな松の老木があった。その松の老木が気になった綱村は、家来に、「 あの松の樹齢は、どのくらいだと思う? 」と質問したのだが、あまりの難問に、誰も答えることができずに沈黙していたところ、ある武士が、「 この松の樹齢は、九九九年です 」と答えた。綱村は、そのふざけた答えを聞くと不機嫌になり、「 なぜ、そう思うのか! 」と、その武士を責めるように理由を聞くと、その武士は、「 古い中国の書物に、『 松は、千年たつと枝が地面につく 』とあります。この松は、来年あたりには枝が地面につきそうなので、樹齢は九九九年だと思いました 」と答えた。すると、綱村は、この答えに満足してニッコリと笑い、その武士に恩賞を与えた。そのため、いつしか、里人たちは、この道のことを、“ 老松街道 ”と呼ぶようになったという。
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