生出森 |
仙台市/太白区/茂庭/太白山 |
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昔、この里に、オトアという女性が住んでいた。ある夜、オトアがトイレに行く途中、ふと、外の景色を見てみると、地面がムクムクと盛り上がって、山になろうとしていた。 どんどんどんどん大きくなるので、恐ろしくなったオトアが、「 あっ! 」と声をたてたところ、その山の成長がピタッとやみ、それっきり大きくならなくなってしまった。 そのため、いつしか、里人たちは、この山のことを、“ オトア森 ”と呼ぶようになった。そのオトア森が、後に、“ オドガ森 ”となり、さらに、「 一夜で生まれ出た山 」という意味の、“ 生出森 ”になったという。
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