荒町の毘沙門天 2 |
仙台市/若林区/荒町 |
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ある日、里人たちが、 荒町 の毘沙門天に梵鐘を奉納したのだが、梵鐘が重くて、どうしても釣り上げることができなかった。 すると、近くで遊んでいた子供たちがきて、「鐘の下に一枚ずつ板を入れて少しずつ高くすれば、釣り上げることができるよ」と、教えてあげた。 これを見ていた毘沙門天は、子供たちの知恵に感心し、子供たちに、「おまえたちの願いを、一つだけ叶えてやろう」と言ったところ、 子供たちが、「赤ん坊の御守りをさせられるのが、いちばん困ります。それを、やめさせてください」と答えたので、 毘沙門天は、大人たちに、「よいか! 今後、子供たちに、赤ん坊の御守りをさせることを禁止する!」と、厳しく命令した。 そのため、荒町では、現在でも、子供たちに赤ん坊の御守りをさせる習慣がないのだという。
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現地レポート |
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この伝説の毘沙門堂は、現在、
満福寺
の境内にある。これは、満福寺の山門。
これが、毘沙門堂。
これが、満福寺の本堂。
平成 18 年 6 月 21 日 ( 水 ) 掲載
令和 4 年 9 月 23 日 ( 金 ) 改訂
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