伝承之蔵

行人塚
仙台市/若林区/古城

   昔、この里には頻繁に洪水があり、里人たちは、たいへん苦しんでいた。そのとき、ある 行人 が、里人を水害から救うために、人柱になることを志願。 その行人は、「 二十一日の間、私のふる鈴の音が土の中から聞こえてきたら、必ず、われわれの願いは成就するでしょう 」と言い残して、生き埋めになり、 その鈴の音は、日ごとに、かすかになりながらも、二十一日の間、ついに絶えることはなかった。

   その後、どんなに大雨が降っても、この里が、洪水になることはなかったので、里人たちは、この恩を永遠に忘れないために、塚を築いて、行人をねんごろに弔ったという。

参考 『 仙台市史 6 』
現地で採集した情報


現地レポート

行人を弔った塚は、現存していない。 現在、この行人は、 古城神社 古城神社に祀られている。



これが、古城神社。



これが、古城神社の本殿。



これが、本殿の中。



平成 18 年 7 月 8 日 ( 土 ) 掲載
令和 5 年 7 月 10 日 ( 月 ) 改訂


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