鰻と鯉の恋物語 |
気仙沼市/本吉町新圃の沢 |
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昔、この里を流れる川にある 熊ン堂淵 に、たいへん大きな鰻が棲んでいたのだが、その鰻は、この淵の近くにある堤に、たいへん美しい鯉が棲んでいたので、「あの堤の鯉は、たいへん美しいという噂だが、一度だけでも会ってみたいなぁ…」と思い、その鯉と会うチャンスを待っていた。すると、ある日、激しい雨が降ってきて川が氾濫したので、その鰻は、「よし!チャンスだ!この流れに乗って堤に行こう!」と思い、ついに、その堤まで流れついて噂の鯉に会った。 その鯉の美しさは噂どおりで、会った瞬間から鰻と鯉は激しい恋に落ちたので、熊ン堂淵に帰ってからも、鰻は鯉のことが忘れられず、鯉も鰻のことを忘れることができなかった。この二匹の愛の力があまりにも強すぎたので、この二匹は、再び会いたい一心で、鰻は、熊ン堂淵の底から堤に向かってトンネルを掘り続け、鯉は、堤の底から熊ン堂淵に向かってトンネルを掘り続けた。すると数日後、熊ン堂淵と堤の中間でトンネルがつながり、その後、この二匹は、毎日のように、このトンネルを通って逢瀬を楽しんだという。
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現地レポート |
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平成 20 年 4 月 1 日 ( 火 ) 掲載
令和 6 年 7 月 18 日 ( 木 ) 改訂
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