宮崎町史には、「 鳥屋崎の真北、愛宕山の東の山中に長者屋敷があり、屋敷内に十石池がある 」とあるので、上の地図の赤丸のあたりだと推量できる。
数人の古老に、長者屋敷と十石池のことを聞いてみたのだが、長者屋敷の正確な位置は不明だという。ただし、ある古老が、「 昔、十石池で
種籾
を漬けていたという里人がいたので、池はあると思いますよ 」と教えてくれたので、その古老に、九十三歳の別の古老を紹介してもらい、その古老に十石池の場所を聞いたのだが、教えることができないとのことであった。その古老によると、「 山の中なので、目印になるものが何もない。太陽の光のさし方だけが、たった一つの目印だから、曇った日には行けない。場所を知っている者が行けば、ウゴケ・タゴケの穴から10分で行けるよ 」とのことだったので、残念ながら、十石池まで行くのを断念した。因みに、上の写真は、ウゴケ・タゴケへの入口。
あれから、約15年後、現在は、Google マップという便利なものがあるので、再び調べてみた。上の写真の赤い線の範囲が、
鳥屋ヶ崎
。そして、赤い矢印が、この伝承の場所。
これは、この伝承の場所を拡大したもの。恐らく、赤い丸印が、十石池。私が想像していた池より、はるかに大きい。
これが、十石池。中島があるようである。このような大きな池が敷地内にあったことから、この伝承の長者の財力の大きさが分かる。
平成 21 年 5 月 6 日 ( 水 ) 掲載
令和 6 年 1 月 19 日 ( 金 ) 改訂
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