伝承之蔵

渋谷太郎左衛門の殉教
加美町/宮崎/東町

   昔、この里に、 渋谷太郎左衛門 というキリシタンが住んでいた。太郎左衛門は、 伊達政宗 がヨーロッパに派遣した慶長遣欧使節の一人だったのだが、ヨーロッパから帰国すると、幕府によるキリシタン弾圧の嵐が吹き荒れていたため、慶長遣欧使節の仲間たちとは離ればなれになってしまった。それでも、キリシタンであり続けた太郎左衛門であったが、 寛永 十六年、とうとう、夫婦ともども逮捕され、同年十一月十八日、処刑されたという。

参考 『 宮崎町史 』
現地で採集した情報


現地レポート

もともと、渋谷家の墓は、この里にある 瑞雲寺 にあったのだが、 昭和 三十年、 洞雲寺 に移した。上の写真は、洞雲寺の入口。


これが、洞雲寺の山門。



これが、洞雲寺の本堂。



これは、洞雲寺にある渋谷家の墓。威風堂堂とした墓が、墓地の南西の角にある。



これが、渋谷家の墓。



赤い矢印は、マリア観音石像。



これが、マリア観音石像。このマリア観音石像は、聖母マリアの石像を子育観音の石像に改めたものだという。



平成 21 年 5 月 28 日 ( 木 ) 掲載
令和 6 年 1 月 22 日 ( 月 ) 改訂


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