政宗と闇米商人 |
松島町/磯崎/磯崎 |
|
昔、 伊達政宗 が、 金華山 で狩りをしたことがあったのだが、金華山という聖なる地域で狩りをしたため、神の怒りにふれたのであろうか、政宗は、狩りの途中で家来たちと離れ離れになってしまった。政宗が、道に迷いながらも、やっとのことで浜辺につき、「 さてと、どうしようか… 」と思案していると、偶然、沖を通っている船を発見したので、「 お〜い!助けてくれ〜! 」と叫んで助けを求めた。すると、助けを求められた船の乗組員が、「 何だ?何があったんだ 」と思いながら、船を浜辺に近づけてみると、立派な服装の武士が立っていたので、乗組員たちは、「 まずいぞ。この船は、 磯崎 で闇米を積んで気仙沼に売りに行く船だ。あいつを助けたら、あの武士が、役人に通報するかもしれない 」と思い、政宗の救助を 躊躇 していると、政宗が、「 私は、仙台藩主の伊達政宗だ!道に迷って困っている。私を無事に家来のところに連れていってくれれば、おまえたちが望むものを何でも褒美にやる! 」と叫んだので、乗組員たちは、政宗を船に乗せて安全な場所まで送り届けた後、政宗に、「 百間 が見通せる土地をください。そして、私たちの闇米の輸送を黙認してください 」と嘆願した。すると、政宗は、「 おまえたちの望みを叶えよう。磯崎に百間が見通せる土地を与える。また、闇米も黙認してやる 」と言って、約束を守ったという。
|
現地レポート |
|
平成 19 年 12 月 15 日 ( 土 ) 掲載
令和 5 年 11 月 25 日 ( 土 ) 改訂
|