照井太郎の馬が残した感謝の気持ち |
大河原町/小山田/清水 |
大河原町/小山田/六角 |
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文治五年、奥州征伐で源頼朝が藤原氏を攻めたとき、藤原軍の武士である 照井太郎 は、勇敢に頼朝軍と戦ったのだが、圧倒的な兵力の前に力尽き、ついに、討ち死にした。太郎が討ち死にした日の夕方、この里に、体中に矢が突き刺さった馬が、どこからともなく現われ、そのままバッタリと倒れた。里人たちは、 「 こんな立派な鞍や手綱がついているということは、照井様の馬ではないか ? 」 と噂し、矢を抜いてから、優しく体をさすってやった。 すると、その馬は、最後の力をふりしぼって立ち上がり、苦しそうに歩きだした。 不思議に思った里人たちが、馬の後をついていくと、ある場所で、その馬は、何度も何度も地面を踏み始めたので、里人たちが地面を見てみると、馬の足跡から清水がコンコンと湧き出してきた。 そして、さらに、ある畑までヨロヨロと歩いていき、 「 ヒヒ〜ン ! 」 と、一声、高く鳴くと、その場に倒れて死んでしまった。哀れに思った里人たちは、清水を与えてくれた馬を丁寧に葬り、塚を築いて弔ったという。
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現地レポート |
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赤丸が、この伝説の馬が死んだ場所。現在でも塚になっている。残念ながら、昔、建てたという碑はなくなっていた。
…と思ったら、残っていた!でも、なぜか倒れている … 。
完全に倒れてる … 。
平成 27 年 2 月 19 日 ( 木 ) 掲載
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