伝承之蔵

化物石
大衡村/大衡/大童

   昔、この里に、毎晩のように現われる怪物が棲みつき、里人たちを恐がらせていたのだが、ある夜、ひとりの武士が歩いていると、その怪物が現われたので、その武士が、「 これが、夜な夜な、現われるという怪物か! 」と思い、その怪物を一刀両断に斬り捨てたところ、不思議なことに、その怪物は、突然、石に変わってしまった。そのため、いつしか、里人たちは、この石のことを、“ 化物石 ”と呼ぶようになったという。

参考 『 大衡村誌 』
現地で採集した情報


現地レポート

化物石は森の中にあるので、道というものはない。まず、457号線にある葉菜という店を探す。上の写真が、その店。


葉菜の東側にある森の中に化物石がある。



上の写真の赤い矢印が、化物石がある森。



森の中に入ると、このような池がある。



上の写真は、池を過ぎたあたりの風景。赤い矢印が、化物石。



これが、化物石。



これは、化物石を横から見たところ。古老の話によると、「 昔は、まっすぐに立っていたのだが、誰も手入れをしなくなったので… 」とのことであった。


これは、化物石を後ろから見たところ。刀で斬ったような跡がある。古老の話によると、この跡こそ、この伝承の武士が怪物を斬った時のものだという。


平成 18 年 12 月 21 日 ( 木 ) 掲載
令和 5 年 12 月 14 日 ( 木 ) 改訂


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