伝承之蔵

愛宕様の代掻き地蔵
大衡村/駒場/中沢

   昔、 代掻き で多忙な時期、ある老夫婦が、 鼻取り をする者がいなくて困っていたところ、ちょうど、近くの田で遊んでいた子供がいたので、その子供に鼻取りを頼んだのだが、お昼になって、その子供に御礼の握り飯をあげようとすると、その子供は、黙ったまま 愛宕山 に向かって歩いていき、そのまま姿を消してしまった。不思議に思った老夫婦が、その子供の姿が消えたあたりを見てみると、その子供の顔に似ている地蔵がたっていた。この話を聞いた里人たちは、「 きっと、その地蔵さんが、代掻きを手伝ってくれたんだ 」と噂したので、いつしか、里人たちは、この地蔵のことを、“ 愛宕様の代掻き地蔵 ”と呼ぶようになったという。

参考 『 大衡村誌 』
現地で採集した情報


現地レポート

理由は分からないのだが、この里は、すごい飛び地になっている。左の赤い矢印が、愛宕様の代掻き地蔵がある場所。


未確認ではあるが、赤い矢印の山が、愛宕山だと思われる。



赤い矢印が、愛宕様の代掻き地蔵の祠。



この祠の中に、愛宕様の代掻き地蔵がある。



これが、祠の内部。



これが、愛宕様の代掻き地蔵。



これが、表情。



平成 18 年 12 月 21 日 ( 木 ) 掲載
令和 5 年 12 月 14 日 ( 木 ) 改訂


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