めっこ沼 |
大郷町/中村 |
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昔、この里に、ある大きな沼があり、ある戦いに敗れて逃れてきた武士たちが、その沼の近くに住んでいた。その武士たちの中に、 茂右衛門 という弓の名人がいたのだが、ある日、茂右衛門が沼に来て、鏡のように静まり返っている沼の水面を見ていると、大きな二匹の鮒が並んで泳いでいた。茂右衛門が、 「 おっ ! これは良い獲物だ ! 」 と叫んで、糸を結わえた矢を射た後、糸を引いてみると、その矢は、80センチほどの鮒の目を射ぬいていた。 その夜、茂右衛門は、その鮒に舌鼓を打ちながら、独りで酒を飲んでいたのだが、いつの間にか、ウトウトと寝てしまった。すると、夢の中に大きな雌の鮒が現われ、恨みに満ちた目で、 「 今まで、私たち夫婦は、あの沼で幸せに暮らしていたのに、もう、私には生きる望みがなくなってしまいました。今日、あなたが、私の夫を弓矢で殺してしまったからです … 」 と言って消えた。 夢から覚めた茂右衛門は、 「 俺は、なんてことをしてしまったんだ … 」 と後悔し、翌朝、まるで病人のようにフラフラしながら沼まで来てみると、夢に出てきた雌の鮒が、片目を潰された状態で、血を流しながら死んでいた。その数時間後、里人たちが沼に来てみると、片目を刺されて死んでいる茂右衛門を発見。その手には、片目の雌の鮒の死骸が抱えられていた。いつしか、里人たちは、目を射ぬかれた鮒が棲んでいた、この沼のことを、 “ めっこ沼 ” と呼ぶようになったという。
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現地レポート |
![]() ここだ ! 残念ながら、めっこ沼は現存していなかった。写真だけ撮って終了。
![]() ブ 〜 ン ! 古老に御礼を言う為に神明社へ。すごい急な下り坂であった。
![]() 不安になった私が、いろいろ細かい質問をして、やっと簡易的な地図が完成した。無いより良いか … 。
![]() ブ 〜 ン ! 少しイライラした。
![]() 畑の中を通って … 。
おっ ! 見えてきた。
ん ?
えぇぇ ? 別の沼がある ! どっちが、めっこ沼なんだ ? ん 〜 、困った … 。どっちだ … 。
![]() ![]() ブ 〜 ン ! さすが古老 ! 詳しい !
現場に到着。向かって左側の … 。
![]() え ? 左側の大きい方 … 。
![]() どっちなんだよ !
ウェブサイト 「 GATAG 」 より画像を引用させていただきました。
![]() ![]() ブ 〜 ン ! もう … 、どうでもよくなってきた … 。
ふぅぅ … 。これが、めっこ沼。
![]() ![]() 平成 27 年 11 月 20 日 ( 金 ) 掲載
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