猫宮 |
利府町/利府/城内/館山公園 |
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承久 三年の夏、この里にあった 歌麿館 という館で、玉という猫が飼われていた。不思議なことに、この玉は、この館の主人の妻がトイレに行くたびに、必ず、一緒に行って、絶対に妻の足もとを離れなかった。ある日、妻が、主人に、「 気味が悪い猫なのよ… 」と相談したので、主人が妻の後からついて行ってみると、妻の言ったとおりであった。激怒した主人が、刀を抜き、「 無礼な猫め ! 」と叫んで、玉の首を斬り落としたところ、玉の首は、トイレの隅に飛んでいき、そこに隠れていた蛇の体に噛みついて、その蛇を噛み殺した。この館には、昔から、執念深い蛇がいて、その蛇が、主人の妻の体内に入ろうとしていることに気づいた玉が、妻を守ろうとして、絶対に妻から離れないようにしていたのだと知った主人は、「 そうだったのか…、悪いことをしてしまったな… 」と後悔し、玉のために祠を建てて供養したので、いつしか、里人たちは、この祠のことを、“ 猫宮 ”と呼ぶようになったという。
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現地レポート |
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これは、近くにあった説明文。
これは、利府城跡の碑がある館山公園。
もし、祠があった場合、公園として整備する時に、まとめるはずなのだが、そのような感じもない。
利府町誌にある、「 利府留守館の後篠竹の山を分け上れば 」らしき道があったので…。
もっと探してみようと思ったのだが…。
命の方が大切なので、何の後悔もなく、あっさり断念した♪
平成 21 年 10 月 21 日 ( 水 ) 掲載
令和 5 年 8 月 17 日 ( 木 ) 改訂
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