花淵善兵衛と大蛇 2 |
七ヶ浜町/菖蒲田浜/和田 |
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昔、この里に、 花淵善兵衛 という者が住んでいたのだが、ある日、善兵衛が散歩をしていると、一匹の大蛇が怪我をして苦しそうにしているのを発見した。この大蛇を哀れんだ善兵衛が、家来に命じて薬をぬらせたところ、数日後、善兵衛の家に、花のように美しい女性が訪ねてきて、「 私は、先日、あなたに助けていただいた大蛇です。御礼に、これをどうぞ 」と言って、 一疋 の絹と昆布の苗を置いていった。大蛇が置いていった絹は、いくら使ってもなくなることがなかったので、無限に使うことができたし、また、大蛇が置いていった昆布の苗を 御殿崎 に植えたところ、数年後には 代ケ崎浜 まで昆布が茂り、その昆布は、「 たいへん大きくて、味わいも良い 」と評判だったのだが、しばらくして、善兵衛が、この里を去ると、突然、激しい暴風雨がおこり、昆布は、ことごとく散り絶えてしまい、いつのまにか、絹もなくなってしまったという。
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現地レポート |
![]() これが、諏訪神社の鳥居。
これが、諏訪神社の拝殿。奥に見えるのが本殿。
平成 18 年 5 月 4 日 ( 木 ) 掲載
令和 5 年 10 月 26 日 ( 木 ) 改訂
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