河童の霊薬 |
色麻町/一の関/東苗代 |
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昔、夜な夜な、ある殿様の屋敷のトイレに河童が現われ、お姫様に悪戯をしたので、ある日、女装した若侍がトイレの中で河童を待ち伏せしていたところ、なにも知らない河童が、いつものように悪戯をしたので、その若侍に腕を切り落とされてしまった。すると、河童は、「 今までの行動を反省しますので、腕を返してください 」と頼んで、若侍に腕を返してもらうと、“ 河童の霊薬 ”を腕に塗り、切り落とされた腕をぴったりとくっつけた。そして、「 腕を返していただいて、ありがとうございました 」と、若侍に感謝すると、その霊薬を御礼として若侍に贈った。 この霊薬を乱用すると、河童の崇りがあるので注意が必要なのだが、適正に使用すれば、切り落とされた首や手足がぴったりとつながったりするほかに、逃げた女房や片想いの人に塗れば、心と心がぴったりとくっついて想いがかなうという霊験がある。そのため、この若侍も、その後、この霊薬の神通力で武功をたてて出世したという。
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現地レポート |
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これが、磯良神社の本殿。
これは、当時、河童が棲んでいたという
河童川
への入口。赤い矢印が河童川なのだが、現在、水は流れていない。
獣道のように見えるが、これが河童川の痕跡。
上の写真は、磯良神社の境内にある樹齢が数百年という公孫樹の大木。残念ながら、赤丸の部分が切断されている。
上の写真は、現在、河童川と称している川。磯良神社からは少し離れている。
磯良神社は、縁結びと下の病気に霊験がある。
平成 17 年 7 月 3 日 ( 日 ) 掲載
令和 6 年 1 月 7 日 ( 日 ) 改訂
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