三日月不動尊 |
色麻町/清水/屋敷 |
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昔、この里にあった大きな沼に大蛇が棲みつき、里人たちに危害をくわえたので、里人たちは、毎日、大蛇の恐怖を感じながら不安な生活をしていた。このとき、 坂上田村麻呂 が、里人たちを助けようと、この大蛇と何度も戦ったのだが、一進一退の攻防が続き、なかなか大蛇を退治することができずに苦しんでいた。そんな、ある夜、ザワザワと気味の悪い風が吹いてきたかと思うと、全身の鱗を逆立たせた、角のある大蛇が姿を現わしたので、田村麻呂は、「 よし!今日こそ決着をつけてやる! 」と叫び、苦しみながらも、この大蛇を見事に退治した。田村麻呂の勝利を喜んだ里人たちが、その大蛇の死骸の腹をさいたところ、大蛇の腹の中から、一体の立派な不動尊像が出てきたので、里人たちは、その不動尊像を祀り、厚く信仰するようになった。そして、田村麻呂が大蛇を退治した夜は、ちょうど、 船形山神社 の端に綺麗な三日月が出ていたため、いつしか、里人たちは、この不動尊像のことを、“ 三日月不動尊 ”と呼ぶようになったという。
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現地レポート |
![]() これが、この里にある清水寺の入口。
これが、清水寺観音堂。
これが、音羽の滝。
![]() 音羽の滝の近くに、三日月不動尊がある。赤い矢印が、三日月不動尊。
平成 21 年 9 月 14 日 ( 月 ) 掲載
令和 6 年 1 月 15 日 ( 月 ) 改訂
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