昔、この里に、
お駒
という女性が住んでいたのだが、この里にある
船形山神社
は女人禁制であったため、お駒は、船形山神社の
梵天ばやい
に参加できず、たいへん悲しい思いをしていた。ある日、船形山神社で梵天ばやいがあったとき、祭りを楽しんでいる里人たちの声が聞こえてきたので、お駒は、「 少しだけなら、祭りを見てもいいのでは… 」と思い、こっそり、立ち入り禁止区域に入ったのだが、その行為が神の逆鱗に触れ、お駒は神によって石にされてしまった。そのため、いつしか、里人たちは、この石のことを、“
お駒石
”と呼ぶようになったという。
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