殿原小路の平太夫 2 |
山元町/坂元/舘下 |
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昔、この里にある 殿原小路 に、負けず嫌いで有名な 平太夫 という剣の達人が住んでいた。ある日、平太夫が勤めを終えて 蓑首城 から帰る途中、大きな鷲が舞い降りてきて平太夫の頭をつかみ、再び空高く舞い上がった。そのとき、平太夫は、恐れることなく冷静に鷲の足を剣で切ったため、鷲の足もろとも野原に落下し、平太夫は、そのまま自分の屋敷に帰ることとなった。屋敷に帰った平太夫が、日が暮れているにもかかわらず、家来に松明を持たせて再び自分が落下した野原に行ってみると、大量の血痕があったので、その血痕をたどって平太夫たちが北へ北へと進むと、鷲の足が落ちていた。平太夫が、「 鷲は、おれに切られた足を、ここまで口にくわえてきたらしいな… 」と思いながら、さらに北へ進むと、 八手庭 のあたりで、目を炯々と光らせたまま、その鷲が死んでいた。その後、剥製にされた鷲は、蓑首城の書院の大欄間に飾られたという。
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現地レポート |
![]() ![]() これは、近くにあった説明文。
これが、蓑首城の空壕。写真では見にくいかもしれないが、かなり深い空壕である。
平成 18 年 1 月 11 日 ( 水 ) 掲載
令和 5 年 9 月 10 日 ( 日 ) 改訂
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