芳子の悲 |
登米市/迫町新田/山居 |
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昔、 長沼 の周辺が一面の草地であったころ、仙台藩は、その開拓のために二人の役人を派遣した。その二人の役人は、この里にある屋敷に住むことになったのだが、その屋敷には、世にも美しい 芳子 という十六歳の娘がいて、親孝行で働き者だった芳子は、若者たちの憧れの的であった。そのため、この二人の役人も芳子に恋をしてしまい、やがて、その二人の役人が、芳子をめぐって争うようになる。不仲になった二人の役人が、仕事でも対立し合っていることを知った芳子は、とても責任を感じて心を痛めることになってしまった。 このころ、長沼の堤防の中でも一番の難所といわれた 一ノ曲 の堤防が、雨が降るたびに決壊したので、里人たちは、「誰かを人柱にすれば、決壊しなくなるのでは…」と思い始めていた。そのため、芳子は人柱になることを決め、自ら長沼に身を投じて死ぬと、その後、この二人の役人の争いもなくなり、一ノ曲の堤防の決壊もなくなったという。
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現地レポート |
![]() これは、 宮城県登米市迫町新田大形。
![]() これは、 宮城県登米市迫町新田小友。
![]() 平成 17 年 7 月 31 日 ( 日 ) 掲載
令和 8 年 2 月 17 日 ( 火 ) 改訂
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