神割崎( 南三陸町 ) |
南三陸町/戸倉/寺浜 |
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昔、 長清水浜村 と 十三浜村 が、どこを村境にするかで争っていたとき、不運にも、両村が、「 これは、自分たちの土地だ! 」と主張している浜辺に、大きな鯨がうちあげられてしまった。そのとき、長清水浜村の里人も、十三浜村の里人も、「 この鯨は、自分たちのものだ! 」と主張して一歩も譲らなかったのだが、その夜、突然、恐ろしいほど大きな音とともに、その浜辺にあった大きな岩が二つに裂け、同時に、その鯨も二つに割けた。翌朝、この光景を見て、「 これは、神の裁きだ… 」と思った里人たちは、その鯨を等分に分け合い、その裂けた岩を村境とした。そのため、いつしか、里人たちは、この村境のことを、“ 神割崎 ”と呼ぶようになったという。
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