伝承之蔵

岩の山になった男と女
七ヶ宿町/東谷地山

   昔、ある 山伏 が、京の都で遊女と恋に落ち、この里に駆け落ちしてきたことがあったのだが、その遊女を奪還しようと、たくさんの追手が京の都から、この里に来たので、山伏と遊女は、「 だめだ…、もう逃げられない… 」と思い、お互いの手をしっかりと握ったまま、自ら命を絶ってしまった。その後、その山伏を慕っていた下女が、この里まで山伏を追って来たのだが、里人たちから山伏と遊女の話を聞いた下女は、落胆のあまり、その場で自ら命を絶ってしまった。数年後、岩となった三人の遺体は、さらに巨大化して山となり、山伏の遺体は 山伏森 と、遊女の遺体は 傾城森 と、下女の遺体は 下女森 と呼ばれるようになったという。

参考 『 七ヶ宿町史 生活編 』
現地で採集した情報


現地レポート

これが、山伏森と傾城森。因みに、傾城とは遊女のことである。里人たちは、この二つの森を合わせて、“ オッパイ森 ”と呼んでいる。確かに、女性のオッパイに似ている。


上の図は、山伏森と傾城森と下女森の位置関係。



これは、山伏森と傾城森への入口。



まずは、この赤い橋を渡る。



こんな感じ♪



すごい岩が、たくさんある。



赤い橋が終わると、急な階段がある。



急な階段を登ると、すぐに、鳥居がある。



すごい数の岩。



すごい…。



こんな感じの道を登る。



ひたすら登る。



それにしても…。すごい数の岩…。



ここで道が分かれる。左に進むと、山伏森。右に進むと、傾城森。まずは、傾城森に進む。



ひたすら…、登るしかない…。



樹木の生命力は、すごい! 岩を押しのけて成長している。



ゴツゴツした岩の上を黙々と歩くだけ…。



山の斜面も岩だらけ。もし、落ちてきたら…。



頂上の近くに鳥居がある。



あと一歩。



あと一歩!



ここが、傾城森の頂上。



鳥居と祠がある。



これは、傾城森の頂上からの風景。けっこう歩いたぞぉ〜!



今度は、さっきの分かれ道を、山伏森の方へ進む。



こっちも岩だらけ。



ただただ、歩くのみ…。



こちらも、頂上の近くに鳥居がある。



キツイ〜! 苦しい〜!



急な斜面を登るので、かなり疲れる…。



おっ!



到着ぅ〜!



こちらも、鳥居と祠がある。



これは、山伏森の頂上からの風景。



残念ながら、下女森まで行けるコースはない。また、下女森は、少し離れた場所にあるようなので、写真も撮影できない。上の写真の赤丸のあたりが、下女森だと思われる。


平成 19 年 5 月 8 日 ( 火 ) 掲載
令和 5 年 10 月 13 日 ( 金 ) 改訂


地図