名木沢の紋兵衛 1 |
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宝暦 年間、 名木沢 に 紋兵衛 という 狩人 がいた。 ある日、紋兵衛が、 君ヶ鼻山 で狩をしていると、突然、大蛇が襲ってきた。紋兵衛が、 無我夢中 で鉄砲を撃つと、大蛇の左眼に弾があたった。 すると突然、雷とともに激しい雨が降りだし、大蛇は森の中に姿を消した。 この大蛇は、いつの日にか、紋兵衛に復讐しようと思い、名木沢川を泳いで下った。 さらに、海を泳いで大島に渡り、亀山の 麓 にある 葡萄沢 に棲みついた。大蛇は、女性に化けて、気仙沼の 市日 には、必ず顔をだした。そして、こう尋ねてまわった。「 紋兵衛という方を、ご存知ですか?」 それを知った紋兵衛は、大蛇の復讐を恐れて、 御崎神社 への 参詣 をしなくなった。また、紋兵衛の子孫も、御崎神社へは参詣しなかったという。 参考『 大島誌 』
現地で採集した情報
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“ 名木沢の紋兵衛 1 ” 写真館 |
![]() ![]() ![]() これが、紋兵衛の屋敷跡。現在は、
椎茸
を栽培している。
![]() ![]() 平成17年11月22日(火)掲載
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