『 ケサランパサラン 』。
嘉永五年、この里で猟師をしていた“ 斉藤幸作 ”という者が、岩倉神社の境内で、ある狐を・・・。
( 気仙沼市/本吉町菖蒲沢 )
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『 最上の神様と羽田の神様 』。
昔、この里にある、“ホッキ島”という島で、ある姉妹が休憩していた。その姉妹は・・・。
( 気仙沼市/岩月台ノ沢 )
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『 ノド淵の鰻 』。
昔、この里が、ひどい旱魃に襲われたとき、ある里人が、ある淵から水を汲みあげようとしたところ・・・。
( 気仙沼市/赤岩上羽田 )
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『 沖の田の河童 』。
昔、ある里人が、沖の田橋の近くを散歩していたとき、知り合いの爺さんが、誰かと相撲をとっている・・・。
( 気仙沼市/本吉町沖の田 )
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『 三条近春と河童 』。
昔、この里に、“ 三条小太夫近春 ”という武士が住んでいた。ある日、近春が、自分の馬を川に・・・。
( 気仙沼市/本吉町 )
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『 笠忘れ山 』。
昔、ある姉妹の神様がいた。姉は湯殿山の神に、妹は羽田の神になることが決まっていたのだが、妹は・・・。
( 気仙沼市/本吉町午王野沢 )
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『 山田子安地蔵尊の由来 』。
昔、文覚上人が、ある里の浜に上陸したとき、海の中に地蔵が沈んでいるのを発見した・・・。
( 気仙沼市/本吉町松ヶ沢 )
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『 白蛇地蔵 』。
昔、この里に、良く働くうえに、たいそう性格の良い娘が住んでいた。いつしか、その娘にも、逢瀬を楽しむ・・・。
( 気仙沼市/三日町 )
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『 源義経と皆鶴姫 2 』。
昔、源義経が、京の都にある鞍馬寺で武術の修行をしていたとき、この寺の“鬼一法眼”という者の…。
( 気仙沼市/本町 )
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『 源義経と皆鶴姫 1 』。
昔、ある旅人が、この里にある、“観音寺”という寺に宿泊したことがあった。そのとき、その旅人は…。
( 気仙沼市/本町 )
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『 気仙沼の船幽霊 2 』。
ある夜、ある鰹をとる船が沖で停泊していたとき、大勢の人が乗った怪しげな船が近づいてきて…。
( 気仙沼市 )
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『 気仙沼の船幽霊 1 』。
昔、気仙沼湾に、「柄杓を貸してください。お願いします 」と言いながら近づいてくる船が出没した…。
( 気仙沼市 )
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『 気仙沼の座敷童 』。
昔、気仙沼の、ある小学校に、頻繁に座敷童が現われたという。
( 気仙沼市/八日町 )
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『 猫の恩返し 』。
明治三年、青龍寺に保田孝道という住職がいた。その住職は、飼っていた猫を、自分の子供のように…。
( 気仙沼市/八日町 )
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『 気仙沼の大天婆 』。
昔、気仙沼に熊谷義八郎という者がいた。その義八郎には、“おさん”という母がいたのだが…。
( 気仙沼市 )
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『 恩愛の刃 』。
明治時代の国文学者である落合直文は、
大島の善知鳥浜を舞台にした「 恩愛の刃 」という作品を書いた…。
( 気仙沼市/要害 )
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『 唐島 』。
大島と唐桑半島との中間に、小さな島がある。
昔、この島の帰属をめぐって、大島と唐桑との間で紛争が…。
( 気仙沼市/大初平/唐島 )
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『 猿の婿入り 』。
昔、佐平という男がいた。ある年の春、日照り続きのため、
田植えをすることができず、困っていた…。
( 気仙沼市/浦の浜 )
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『 万吉ころばし 』。
昔、万吉という男がいた。ある夜、酔っている万吉を見た狐は、悪戯をしてやろうと思い…。
( 気仙沼市/外浜 )
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『 亀島 』。
昔、亀が、竜宮城から浦島太郎を乗せて、この島に着いたのだという。
( 気仙沼市/横沼 )
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『 馬の背 』。
昔、馬の背中のように細い道であったので、“ 馬の背 ”と呼ぶようになったという。
( 気仙沼市/横沼/龍舞崎 )
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『 乙姫岩屋 』。
昔、浦島太郎と乙姫が、ここで逢瀬を楽しんだという。
( 気仙沼市/横沼/龍舞崎 )
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『 黒崎神社 』。
龍舞崎の向かいには、黒崎島という島があり、その島には、龍神を祀った黒崎神社がある。
( 気仙沼市/横沼/龍舞崎 )
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『 小前見島の姫松 』。
昔、小前見島に唐の船が漂着した。その船には、美しい姫が乗っていたのだが…。
( 気仙沼市/小前見島 )
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『 名木沢の紋兵衛 2 』。
昔、名木沢に紋兵衛という狩人がいた。
ある日、紋兵衛のまわりで奇怪なことがおこりはじめる…。
( 岩手県一関市・宮城県気仙沼市の周辺 )
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『 名木沢の紋兵衛 1 』。
昔、名木沢に紋兵衛という狩人がいた。
ある日、紋兵衛は大蛇と遭遇した。そして、その大蛇を…。
( 岩手県一関市・宮城県気仙沼市の周辺 )
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『 大島分断 』。
昔、大きな津波が大島を襲い、島は三つに分断された。
田中浜から浦の浜へ、小田の浜から浅根浜へと…。
( 気仙沼市/大島の周辺 )
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『 無住の葬儀 』。
大島には、光明寺・西光寺・長命寺という三つの寺がある。
しかし、無住のときもあった。その時の葬儀は…。
( 気仙沼市/大島の周辺 )
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『 葡萄の松・如来の松 』。
応永年間、漁師が漁をしていると、大きな亀が網にかかった。
その亀の背中には…。
( 気仙沼市/亀山 )
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『 首なし田 』。
昔、ある女性が田植えをしていた。
田の近くに、自分の赤ん坊を寝かせていたが、その赤ん坊に異変が…。
( 気仙沼市/磯草 )
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『 一杯森 』。
大島の北西に、小さな山がある。
昔、仙台藩主が大島に来たとき、ここで休憩し、お酒を飲んだ…。
( 気仙沼市/磯草 )
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『 小野寺清雄の悲 』。
昔、気仙沼水産高校に、小野寺清雄という生徒がいた。
ある夜、突然の不幸が彼を襲う…。
( 気仙沼市/波路上岩井崎 )
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『 戸倉の長者 』。
昔、旭屋敷という屋敷があった。そこに住んでいた長者は、
裕福な生活をしていたのだが、ある夜…。
( 気仙沼市/波路上明戸 )
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『 涙の松 ・ 阿弥陀の松 』。
昔、大島から出漁した船が、遭難して帰ってこなかったことがあった。その時、残された家族は…。
( 気仙沼市/亀山 )
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『 八艘引き 2 』。
昔、御崎神社の祭神は、遠方より八艘の船で来航し、この地に上陸したという。
( 唐桑町/崎浜 )
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『 八艘引き 1 』。
昔、八艘の船が遭難し、帰ってこなかった。
残された家族が、御崎神社に、お祈りをしたところ…。
( 唐桑町/崎浜 )
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『 児置島 2 』。
昔、子供を島で遊ばせて、海藻採りに夢中になった母親がいた。
そのうち、海が荒れてきて…。
( 唐桑町/崎浜 )
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