ほうぬきしず |
大崎市/三本木蟻ケ袋 |
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昔、この里にある、 “ 長坂山 ” という山に、 “ ほうぬきしず ” という 清水 があった。この清水は、夏は氷のように冷たく、一度、この水を飲んだ者は、その 美味しさを 忘れることができなかった。また、家族で重い病気になる者がでると、必ず、その病人は、 「 ほうぬきしずが飲みたい 」 と言うので、家族の者が、この清水を 汲んで きて飲ませたのだが、不思議なことに、この清水を飲ませた後、しばらくすると、必ず、その病人は死んでしまった。 しかし、残念なことに、このほうぬきしずの近くには、 亜炭 の 地層 があった。当時、自分の 所有 する山から亜炭がでると、独占的に亜炭の 採掘 と販売をおこなって金を 稼いで いたのだが、亜炭の 需要 が多くなると、さらに金を稼ごうとして、ほうぬきしずの近くに 坑口 をつけて亜炭を採掘した。そのため、山の自然は荒れ果て、いつしか、このほうぬきしずも 埋没 してしまったという。
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“ ほうぬきしず ” 写真館 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() これが、鉄砲。
平成24年1月11日(水)掲載
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