瀬戸家と愛宕様 |
大崎市/三本木新沼/二又 |
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昔、この里で 疫病 が 蔓延 し、 農繁期 にもかかわらず、 人手不足 になり、多くの 里人 たちが 困惑 していた。ある日、この里に住んでいた 瀬戸家 の主人が、 連日連夜 の仕事で 疲労 がたまり、仕事中に、ウトウトと 居眠り をしていると、どこからともなく、 見知らぬ 子供が現われて、 「 ぼくが、 鼻取り の 御手伝い をしてあげるよ 」 と言ったので、さっそく、主人は、その子供に手伝いを頼んだ。その子供が、 馬屋 から馬を引き出そうとすると、いつもは 暴れる 馬が、すんなりと出てきたので、主人は、 「 あれ ? 不思議なこともあるもんだ 」 と思い、しばらく、不思議そうに、その子供を 眺めて いた。 その子供に 代掻き を手伝ってもらったので、夕方には、すべての代掻きがおわった。そして、その子供と主人が一緒に家に帰っている途中、 愛宕神社 のあたりで、いつのまにか、その子供の姿が消えていた。 不審 に思った主人が、その子供の 足跡 をたどってみると、愛宕神社の 社殿 の中まで続いていたので、その 御神体 を見てみると、御神体の足が、 泥まみれ になっていたという。
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“ 瀬戸家と愛宕様 ” 写真館 |