伝承

腰掛けの松
大崎市/三本木新町

   昔、 源義経弁慶一行平泉 に向かう途中、この里にある、 豆坂山道中腹 で、ある松に をおろし、遠くの景色を 眺め ながら 疲労和らげた 。そのため、いつしか、 里人 たちは、この松のことを、 “ 腰掛けの松 ” と呼ぶようになったという。

参考 『 三本木町誌 下巻 』
現地で採集した情報


“ 腰掛けの松 ” 写真館

三本木町誌 下巻には、 「 昔旧国道の豆坂山道を登ろうとする直ぐ右側に大木の松の並木が有つた。横に寝ている松の根本に義経と弁慶が腰を掛けて休んだという 」 とある。上の写真は、豆坂山道を下ったところにある豆坂。写真に向かって右側に、この伝承の松があった。


この伝承の腰掛けの松が 植樹 された年代は不明であるが、 藩政 時代の頃、 参勤交代 の時の 道標 として、徳川家が諸藩に協力を求め、全国的に植樹された松だという。残念なことに、 明治 の末期に、その松の 並木 は、ほとんどが 伐採 されてしまった。その伐採された松の中の一本が、義経と弁慶が腰を掛けたという松であった。


平成24年4月3日(火)掲載