龍谷寺の由来 |
大崎市/松山下伊場野/舘崎 |
|
昔、この里に、 “ 月山神社 ” という神社があり、 “ 穴之坊 ” と “ 中之坊 ” という 僧侶 が、この神社を 参詣 する者たちの 道案内 をしていた。ある日、 晴天 だった空が、突然、 黒雲 に 覆われ 、巨大な 竜 が現われた。そして、その竜は、この里の空に 留まり 、その恐ろしい姿で 里人 たちを 威嚇 した。 このとき、この竜を 退治 するため、穴之坊は、 合掌 して 呪文 を 唱え 、持っていた 錫杖 を 風車 のように右に左に 振りかざして 、 結界 をはった。しばらくしてから、この竜は、穴之坊に襲いかかったのだが、この結界が 強力 だったため、みるみるうちに体を 刻み 落とされ、ついに、その姿を消した。 その後、 天正 年間に、 “ 卓山 ” という僧侶が、この里の、ある 谷 に寺を建てるとき、偶然、里人たちから、その話を聞いた。すると、卓山和尚は、 「 ん 〜 、昔、そんなことがあったのか。世にも 珍しい 、 尊い 話である 」 と言って、その寺の名を、 “ 龍谷寺 ” と 命名 したという。
|
“ 龍谷寺の由来 ” 写真館 |