昔、この里に、倒れている大きな石があった。
里人
たちは、「 倒れたままでは、石が
哀れだ
… 」と思い、まっすぐに立てなおした。ところが、その直後から、この里に病気が
蔓延
しはじめる。
困った里人たちが、占い師に見てもらったところ、「 倒れていた石を、まっすぐに立てたことが原因だ 」という結果がでた。
すぐに、その大きな石を、もとの通りに伏せてみると、
凶事
はなくなった。
里人たちは、この石の
霊力
を恐れ、“
伏石
”と呼んで、二度と立てなかったという。
参考『 多賀城市史 第3巻 民俗・文学 』
現地で採集した情報
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