縛り地蔵 2 |
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昔、 慈雲寺 の 境内 で、「 今年も天候が悪いから、 不作 になるのかなぁ… 」と嘆き、 呆然 としている百姓がいた。すると、この嘆きを近くで聞いていた、お地蔵さんが、 次のような歌を詠んだ。 泣くな騒ぐな秋まで待てよ、百に三 升 の米 食せる 。 ( 百姓よ、そんなに泣き騒がずに、秋まで待っていろ。必ず、おれが、おまえたち百姓に、三升の米を食べさせてやる ) その百姓は驚き恐れ、お地蔵さんに、「 どうか、今年こそ 豊作 になりますように… 」と、お願いをして帰った。 すると不思議なことに、すぐに天候が回復して、その年は豊作になったという。 参考『 多賀城市史 第3巻 民俗・文学 』
現地で採集した情報
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