上人の塚 |
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昔、この里に、 某 という 長者 がいた。その長者の屋敷は 豪華絢爛 で、庭には道が通っていた。 里人 たちにとって、その道は、便利な近道であったが、長者は、その道の通行を厳しく禁止していた。 ある日、お不動さまを背負った 上人 が、通行禁止とは知らずに、無断で、その道を通行した。そのため、上人は、長者に捕らえられてしまった。 上人は、「 私は、ただの修行僧です。お許しください 」と言ったのだが、長者は、「 だめだ、規則は規則だ 」と 咎めて 、上人を殺害した。 その後、里人たちは、この上人を 哀れんで 、 塚 を築いて 弔った という。 参考『 多賀城市史 第3巻 民俗・文学 』
現地で採集した情報
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