伝承之蔵 Spin off
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2023年1月1日、今年を有意義に過ごすためには、昨年のことを深く知らなくてはならないと思い、昨年の出来事を一つ一つ思い出してみることにした。 【1.新型コロナウイルス】
新型コロナウイルス騒動によって、ネット通販がその存在感を増した。たとえ、新型コロナウイルス騒動が収束したとしても、このデジタル化の傾向が変わることはないであろう。
昔は、いかに早く行列に並ぶかという競争であったが、今は、いかに早く Enter キーを押すかという競争になってしまった。私のようなアナログ世代には生活しにくい世の中である…。 【2.フェルメール展】
以前、日本でフェルメール展が開催されたことがあったが、昨年も再び開催されたので、今回も…。
おおいに堪能してきた♪
【3.空飛ぶバイク】
いよいよバイクも空を飛ぶ時代になった。“空飛ぶバイク”や“空飛ぶ車”と言われているが、空を飛ぶのだから、正確には全て“飛行機”だと思うのだが、細かいことをゴチャゴチャ言うと他人から疎まれるので、やめておくことにする。
しかし、すごい技術開発である。
【4.ヒロシの復活】
「ヒロシです…。ソロ・キャンプの達人として帰ってきたとです…」。
「ヒロシです…。野生のネコは毎日がキャンプなので、苦痛でしかなかとです…」。
【5.東京オリンピック汚職事件】
昨年は、東京オリンピックでの汚職が次々と明らかになり、多くの証拠が東京地検特捜部によって押収された。
「ふふふ…。これで証拠の書類は全て燃えた…。ワシの勝ちじゃ…」。
【6.サラリーマン川柳】
私は、世相を上手に反映させているサラリーマン川柳が好きで、毎年、楽しみにしている。
第35回サラリーマン川柳の第1位がこれ。
【7.害獣】
害獣による農作物などへの被害が拡大するのにともない、「害獣に限らず、一般の動物の繁殖も抑制すべきだ!」との意見が広がったため…。
「カレンダーの●月●日に、“去勢”って書いてある…」。
「『美味しい魚を食べさせてあげる♪』と言われたから来たのに、動物病院の看板が近づいてきた…」。 「『退院、おめでとう♪』じゃね〜よ。おまえたち人間に、去勢されたネコの気持ちが分かるのか!」。 【8.記録的な円安】
「もし、このまま記録的な円安が進めば…」。
「その円安による、急激な輸入キャットフード価格の上昇が起こるでしょう」。
「えぇぇぇ〜!」。
「そ…、それは…」。
「困る…」。
「キャットフードの価格が上昇したから、ご主人様にキャットフードの量を減らされた…。お腹がすいた…。この鳥さんを食べちゃおうかなぁ…」。 「ダ…、ダメだ! その鳥さんを食べてはいけない! どんなに貧しくても、ネコとしての誇りを忘れないでくれ!」。 「やっぱり、仲良しになろう♪」。
【9.サッカーのワールドカップ】
サッカーのワールドカップが、中東のカタールで開催された。
すごい盛り上がり♪
オッ! チョンマゲだ!
Yes.I am a samurai.
オッ! ヤマトナデシコだ!
No.I am a female cat.
今回のワールドカップでは、ビデオ判定が大活躍であった。
わずか数ミリの判定まで可能なので…。
今まで見逃してきた光景を見ることができるようになった。
【10.物価の高騰】
2022年、原材料の値上がりによって物価が高騰し、庶民の生活は困窮を極めた。
電気代の高騰によりエアコンの使用は停止。夏は節電のために“床クーラー”を使用し…。
冬は、“ダルマ毛布”で寒さに耐えた…。
給料の上昇が伴わない物価の上昇だったので、庶民には遊ぶ金がなかった。そのため…。
海に行ったつもりになったり…。
読書をしたつもりになって楽しんだ。
さらに、ご主人様の経済的な困窮によってキャット・フードの量が減らされ、お腹をすかせたネコたちは、自己責任で食料を調達するようになった。 それは、まさに危険と隣り合わせの綱渡り人生であった…。
しかし、そのような状況でも富めるネコはますます富み、貧富の格差は拡大した。
この世に絶望したネコたちは…。
努力することを忘れ、神仏の力に…。
すがるようになってしまった…。
【11.絆】
このような状況でも、人間とネコの絆は深かった。
例えば、上の写真のような状況でも、タイヤの中から、「ニャー、ニャー、助けてニャー!」というネコの声が聞こえたら、人間は迷わずタイヤをどかしてネコを助けるであろう。 「ダ…、ダメだ! 騙されてはいけない! 人間を信じるな!」。
「うぅぅぅ…。し…、信じてたのに…」。
しかし、それでも人間と共に生きようとする力強いネコたちもいた。
さてさて、2023年は、どんな年になるのであろうか? 社会不安になる要素は、山のようにある。
しかし、人間は、そのような状況の中でも、希望を見出すことができる強さを持っている。
あけましておめでとうございます。苦を飲み込んで楽に変えるのは自分しだい。まぁ、いろいろあるのが人生ですが、楽しく力強く生き抜いていきましょう♪ 2023/01/01
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2022年9月21日、「番組内で日本テレビのアナウンサーが、『数十羽の鳥』の『数十羽=すうじゅうわ』を『かずじゅうわ』と読んだ」という記事を読んだ (ここをクリックすれば当該記事を閲覧できます)。 確かに、テレビなど、大きなメディアでの発言は慎重であるべきだとは思うが、そんなに追及するほどの話かというと、そうでもないような気もする。例えば、2023年1月5日の、「…に娘を出産し…」と年賀状に書こうとしたところ、「…に狼を出産し…」と書いてしまったという記事を読んで (ここをクリックすれば当該記事を閲覧できます)、 「人間が狼を生むはずがないだろ!」とか、「狼を出産したんですか!体は大丈夫ですか?すぐに病院に行ったほうがいいですよ! 」と思う方は、ほとんどいないであろう。 かくいう私も、上の写真の、“えごまらーめん”というラーメン店の看板の文字を、“えごま”という言葉を知らなかったため、“元・ごまラーメン”と読んでいた。そう自分で読んでいて、「もともとは、ごまラーメンの店だった? 今は何のラーメンの店なんだろうか?」と不思議には思っていたのだが、「まぁ、いいか」と思って放置した。因みに、このラーメン店の看板の文字が、“えごまらーめん”でも“元・ごまラーメン”でも、私の生活には何の影響もない。 一口に“誤り”といっても、重大な誤りから、笑える誤りまで幅は広いものである。重大な誤りならば、その誤りを強く指摘することも大切だとは思うが、その場合でも、その指摘の口調や方法は慎重であるべきだと思う。誤りを指摘された人間が、気分を害するからではない。誤りを指摘した人間の底の浅さを露呈してしまうからである。 2023/01/15
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この約20年間、日本経済は、物価が継続して下落していく、“デフレーション”に苦しんできたが、昨年から物価が継続して上昇し、やっと、世の中は、「そろそろ、賃金を上昇させるべきなのでは?」という雰囲気になってきた。しかし、残念なことに、堂々と、「お客様の生活を守るため、当店は値上げをいたしません!」と宣言している小売店も残っており、「少しでも安い店で買い物をしよう!」と、必死に駆けずり回っている消費者も残っているので、このまま物価が上昇を続けられるかは予断を許さない。「窮すれば鈍する」。日々の生活に追われて余裕を失った人間は、冷静な判断ができなくなるようである。 会社の努力で無駄を少なくし、従業員の賃金を上げながら低価格を実現している会社なら良いのだが、立場の弱い小さな会社に強引に値引きさせ、従業員の賃金を上げることもなく低価格を実現させている会社には大いに問題がある。そのような会社は、これからも容赦なく小さな会社に値引きを求めるであろうし、消費者は、そのような会社の低価格を称賛するであろう。しかし、このような行為は、結局、全員の首を絞めることになるのである。小さな会社は、約20年にも及ぶデフレの消耗戦でヘトヘトに疲れている。今後、そのような小さな会社がバタバタと倒産すれば、次は、大きな会社と消費者の番である。今まで小さな会社を奴隷のように扱って強引に低価格に抑えていた反動で、今度は一気に価格が跳ね上がり、大きな会社と消費者は、その跳ね上がった価格で商品を買うことになる。そこには、2つの選択肢しかない。「君たちの意見は聞いていない。欲しければ、その価格で買え! 嫌なら買うな!」ということである。もしかしたら、物価の上昇を受け入れず、低価格のみを厳しく要求してきた消費者が、もっとも打撃を受けるのかもしれない。約20年間、私たちは、自分たちの首を絞め続けてきた。しかも、この苦しみの原因が自分たち自身であることにすら気づいていない。「腐った枝は、大木をも揺るがす」。私たち一人ひとりの行為が、日本経済の根幹を揺らし続けているのである。 経済に関してトンチンカンのド素人である私が、経済学からではなく、人間学から今後の日本経済を考えた時、現在のデフレの状態から、賃金の上昇を伴はずに物価が上昇していく、“スタグフレーション”の状態になるだろうと推量する。「給料が横ばい、もしくは下がっているのに、自動販売機で缶ジュースが1本250円で売っている」というイメージである。約20年もの間、ひたすらデフレからの脱却の議論をしてきたのに、結局、各々の立場に都合の良い意見しか主張できずに現在に至った。残念ではあるが、今後も、同じような議論が続き、状況は改善されないであろう。高校の時に授業で習ったスタグフレーションという経済用語。今から約50年前のオイルショックの時に日本経済が経験した、極めて厳しい経済状況であるスタグフレーションを、まさか、私自身が体験することになろうとは思わなかったので、今からワクワクがとまらない。 人間というものは、中途半端に落ちた状態では真剣に物事を考えない。落ちて落ちて落ち切って、見るも無残なボロボロの状態になった時、人間は初めて自分の立場だけではなく、全体を見渡した立場から議論ができるようになるのである。私は、凋落していく日本経済の姿を楽しみにしているわけではない。私が楽しみにしているのは、落ちて落ちて落ち切った日本経済の先にある、どん底から這い上がった輝かしい日本経済の姿である。 2023/01/29
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蛍光灯の照明器具が故障してしまったので、この機会にLEDの照明器具に変更することにした。因みに、私は、世の中の流行とは無縁の生活をしているので、初めてのLEDである。 LEDの照明器具を買ってきたのだが、発光する部分がないことに気づいた。
「発光する部分は、蛍光灯のように別売りなのかな?」と思い、説明書を見てみると…。
光源部と書かれた部分があった。
「ん〜」。
「本当に…、こんな小さなツブツブが光るのかなぁ…」。
半信半疑のまま設置して、電源を入れてみると…。
「うおぉぉぉぉぉぉぉ〜! 明るいぃぃぃぃぃぃぃ〜! スゲェ〜、LDE!」。
世の中の流行に遅れること数年、いつもの事なのではあるが、やっと、私の家にも文明の利器がやって来た。ただそれだけの話であり、特に深い意味はない。単なる日常生活の1コマを書いただけである。 2023/02/10
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最近、回転寿司のスシローで起こった、醤油ボトルや湯呑などをなめる迷惑行為、“スシロー・ペロペロ事件”が世の中を騒がしている (ここをクリックすれば当該記事を閲覧できます)。 「食の安心・安全が脅かされている!」と騒がれているようだが、このような事が起こるたびに、毎回、同じことを思ってしまう。今回の騒動で、食の安心・安全が脅かされていると主張している方たちは、“食の安心・安全”という言葉を、どのように定義しているのだろうか?約40年前、私が高校生の時、大手外食チェーンでアルバイトをしていた同級生たちから、私は、「調理中にゴキブリが入っちゃったけど、ゴキブリを取って客に出した」・「客が残したおかずを、そのまま次の客に出した」など、様々な話を聞かされた。そのようなことは、昔もあったし、恐らく、現在もあるであろう。しかし、私の個人的な印象であり、何の根拠もないのだが、昔に比べれば、現在の方が、はるかに衛生的なのではないかと思っている。 昔、私は、警備員をしていたのだが、暖かい季節の深夜、誰もいなくなった飲食店の中を巡回すると、無数のゴキブリやハエなどが、コップ・食器・調理器具などの上を這いまわっていた。しかし、その飲食店が衛生管理を怠っていたわけではない。むしろ、定期的に店内消毒をするなど、衛生管理には徹底的にこだわっていた。なぜなら、一回でも食中毒を出したら、閉店に追い込まれる可能性があるからである。食の安心・安全という言葉を、「1年365日、店内に1匹の虫が存在してもダメ」と定義するなら、食の安心・安全を実現するのは不可能である。 ゴキブリやハエなどを完全に排除することができないのと同様に、問題行動をする人間を完全に排除することはできない。私たちが、どんなに、それらの人間を激しく非難しても、そのような人間は、ある一定数、必ず世の中に存在し続ける。私たちは、それらのリスクが存在し続けることを認識し、自らのリスク管理に“織り込む”しかないのである。私たちの社会には、様々な特色をもっている人間がいる。プラスの特色を多くもっている人間、マイナスの特色を多くもっている人間、プラスの特色とマイナスの特色が混在している人間などがいる。「マイナスの特色をもった人間を過剰に排除することなく、差別することなく、ある程度のリスクを含んだまま、上手に人間社会を成立させ、できるだけ楽しく生活していく」。そこに向かうことこそが、私たち人間の、本当の“腕の見せどころ”である。 2023/02/15
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最近、電気代・ガス代など、エネルギー価格の高騰が大きく報道されているが、わが家にも、とうとう高額な電気代の請求書がきた。私は、「インターネット代+電気代」を、主にケーブルテレビ事業をしている J:COM さんに納めているのだが、今月は約36000円であった。先月までは約10000円だったので、今月は約24000円の上昇である。現在、私は無職で、株式投資による収入しかないのだが、私の母は認知症のため、これからいくら金がかかるか分からない。そのため、おおよその生活維持年数を把握するために、詳細に家計簿をつけている。2023年2月20日現在、もし、今、株式投資による収入が0円になった場合でも、「母の年金+今までの株式投資による収入」で、約3.5年は現在の生活水準を維持できる計算である。しかし、2023年2月21日から、毎月、電気代の上昇が約24000円に固定されると仮定して再計算してみると、生活維持年数は約2.5年に低下。つまり、エネルギー以外の物価の上昇なども加味すると、2年後には危険水域に達している可能性があるということである。 このエネルギー価格の高騰は、私を極めて厳しい状況に追い詰めている。電気の使用量を極限まで削減し、なおかつ、ハイリスクで株式投資をしなければならないからである。約5年前、母がアルツハイマー型認知症と診断されてから、すでに、わが家は緊急事態に陥っており、その時から電気の使用量をギリギリまで抑えているのだが、暖房機器などの節電はしていない。そのようなことをして母が風邪をひいたら本末転倒だからである。「これ以上の節電は難しいなぁ…」と思っていた時、偶然、ホームセンターで見つけたのが、上の写真の省エネ温風パイプである。これならば、ファンヒーターを使用している間はコタツの電気は必要ないので、コタツにかかる電気の使用量をまるまる節約できる。「世の中には、頭の良い方がいるんだなぁ〜」と感心している。 毎月、約24000円の電気代の上昇に対応するためには、さらなる節電が必要なので、東北電力のウェブサイトで、何か良い節電の方法が掲載されていないか探していたところ、「2023年4月1日からの平均32.94%の値上げを経済産業大臣に申請」という記事を見つけた。そこで、ふと、「あれ? 今まで、『インターネット代+電気代』で約10000円なら、平均32.94%の値上げをしても約24000円には及ばない。いくら何でも、約24000円の値上げはおかしいのでは?」と疑問に思って調べてみると、 J:COM さんから NHK さんに、受信料として約14000円が年間払いされていた。銀行の通帳には、 J:COM さんが引き落とした合計金額のみが記帳されるので、その金額に NHK さんの受信料が含まれていることに気づかなかったのである。2023年4月1日からの電気料金を見てみないと分からないのだが、毎月、おおよそ約10000円の電気料金の値上がりで済むのではないかと推量している。 今後、エネルギー価格の上昇ばかりではなく、生活必需品の価格も上昇していくことが想定される。しかし、強烈に物価が上昇した後は、再度、デフレに向かうかもしれないし、そのままインフレが続いていくかもしれない。現段階では、そこまで想定することはできない。デフレに向かった場合は、今までのように生活費を節約すれば良いのだが、そのままインフレが続いた場合は、生活費を節約するだけでは、いずれ限界がくる。生活維持年数が約3.5年あるうちに、インフレが続いて最悪の状態になることを想定して、次の手を考えなくてはならない。今のままの生活を続けると、必ず行き詰まって生活が破綻することになる。この深刻な問題で私が頭を痛めていると、認知症の母が私に言った。「ねぇねぇ♪ たまには寿司でも食べようよぉ〜♪」と。ハハハ。その通り! 3年後の将来を考えることも大切だが、今を楽しむことも大切である。今を楽しむ余裕のない人間に、将来の楽しみを考える余裕はないし、良いアイデアが浮かぶはずもない。私は熟考し始めると、どんどん自分の世界に埋没していく傾向がある。そのような時、このように、ハッと冷静さを取り戻せるような言葉をかけてもらえることは、誠にありがたいことである。 2023/02/26
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「令和版 所得倍増」、「子育て予算倍増」。内閣総理大臣である岸田文雄さん(=きしだ・ふみお=65歳)は、どうやら、「〇〇倍増♪」という言葉が好きなようである。その他にも、“新しい資本主義”などの言葉を掲げているようだが、個人的には、少々、“掲げる旗”が多すぎるような気がする。岸田さんが掲げる新しい資本主義に関しては、その概念の説明が不十分だったのか、イギリスのロンドンでの講演で、岸田さんが、「インベスト・イン・キシダ=岸田に投資を」と、イギリスの投資家たちに日本への投資を呼びかけたにもかかわらず、翌日の株式市場では、ほとんど反応がなかった。また、以前、岸田さんが意欲を示していた金融所得課税の強化に関しても、その発言の結果、一瞬にして株式市場から100兆円が吹き飛んだため、株式投資の世界では、「やっとコロナ渦が落ち着いたのに、次は“岸田渦”か…」との嘆きが広がっているようである。細かい政策では、さまざまな成果をあげているのであろうが、そろそろ、国民の目に見える形での結果がほしいように思う。 半年ほど前、参議院議員である辻本清美さん(=つじもと・きよみ)と蓮舫さん(=れんほう)が、2022年7月8日に銃で撃たれて殺害された、元内閣総理大臣である安倍晋三さん(=あべ・しんぞう=享年67歳)の葬儀を国葬とすることに反対し、ネット上で、「欠席します」と宣言して話題になったことがあった (ここをクリックすれば当該記事を閲覧できます)。 確かに、安倍さんの葬儀を国葬とすることには賛否があり、反対意見は尊重されるべきであるとは思うが、反対意見を主張する方法・時期・表現に関しては、もう少し熟考が必要であったとも思う。 上の写真は、株式投資に関する話題を提供している、“ NOBU塾 ”というウェブサイトから引用したものである (ここをクリックすれば当該サイトを閲覧できます)。 このサイトでは、毎回、名言集のコーナーがあり、私は、そのコーナーを楽しみにしているのだが、2022年9月13日の動画で、 NOBU さんが見つけた立て看板が紹介されていた。そこには、次のような言葉があったという。 「良いことを言うより、余計なことを言わないほうが、信頼される」と。前述の3人に限らず、私を含めた全ての人間に覚えておいて欲しい言葉である。 2023/03/06
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上の写真は、私の母が通っている介護施設で配布された、宮城県警の特殊詐欺注意報に関するお知らせである。先日、近所の七十七銀行の ATM を使用した際、隣の ATM で、携帯電話で話をしながら振り込みの操作をしようとしていたおばあちゃんがいたので、前述のお知らせのこともあり、「最近、特殊詐欺の被害が多発していますが、大丈夫ですか?」と声をかけてみた。すると、そのおばあちゃんは、「自分は80歳で、認知症を予防するため、日常生活のことは全て自分でやっている。今日は、忘れていた知り合いへの振り込みをしに来た」と、私に説明してくれて、最後に、「気にかけてくれて、ありがとう♪」と言ってくれた。結果的に、私は、おばあちゃんの知り合いとの会話と、振り込みの操作を中断させて、おばあちゃんの邪魔をしてしまっただけであった。 因みに、 ATM の操作に関しては、私よりも、そのおばあちゃんの方が詳しかったので、テキパキと ATM で振り込みをするおばあちゃんの横で、私が、たどたどしく ATM を操作する姿は、周りの方から見ると、さぞ、滑稽な風景であっただろう。ただそれだけの話であり、特に深い意味はない。単なる日常生活の1コマを書いただけである。 2023/03/26
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2023年3月22日、暖かくなってきたので、山での作業を再開することにした。まずは、野菜の苗が販売される4月の下旬までに、畑4を完成させるのが目標。 これが、畑4。
まずは、カラカラに乾いた枯草を燃やす。
4年の歳月をかけて畑1〜畑4までを整備した。こんな感じ♪
畑4は、急斜面になっている。赤線のあたりにイノシシの防護柵を設置する予定。
水糸を張って、防護柵を設置する目安にする。
棒の先にビニール袋をつけて…。
分かりやすくし…。
その周辺の雑草を取り除く。
ススキを取り除く。
切り株を取り除く。
赤線の場所に、イノシシの防護柵を設置する。その上にも畑5を整備する場所はあるのだが、桑の木などが繁殖しているので、薪として使うことにした。今年、この木を伐ると、その驚異的な復元力で、来年には元の状態に戻っている。つまり、畑5に整備するより、永久エネルギーとして使ったほうがお得ということである。 イノシシの防護柵を設置するため、赤い矢印の部分を平らにする。まずは、土留。
雑草を寄せて…。
土で埋める。
こんな感じ♪
畑4は、急斜面になっているので、赤線のあたりで二段にすることにした。
できるだけ平らにする。
畑3で使用していた木材を、畑4の土留に再利用する。
こんな感じ♪
土を寄せる。
ホイッ! 完成! 私が汗ダクになって働いている時、母は…。
「コーヒー、まだぁ〜!」。
「塗り絵がしたいんだけど!」。
好きな時に、好きなことを、好きなだけやる。まったく羨ましい人生である…。
2023/04/14
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畑4を整備していた時、「畑4から水源までの道がほしいなぁ〜」と思ったので…。
赤い矢印の場所から、水源までの道を整備することにした。
こんな感じ♪
もともと、この場所には手洗い場があったのだが、「手洗い場を残すか…、水源までの道を残すか…」で、今も迷っている。 赤線の場所に、イノシシの防護柵を設置するのだが、邪魔な切り株があって困っている。
これ。
タコのように根が張っているので…。
伐るしかない。
ホイッ! 完成!
イノシシの防護柵の設置を急ぎたかったのだが、ジャガイモを植える時期がきてしまったので、ジャガイモを優先することにした。 ジャガイモを優先することにした理由が、これ。40%オフに負けた…。
種イモの準備をして…。
植える♪
ホイッ! 完成! 畑4の半分を使ってしまった。まだ、イノシシの防護柵を設置していないので、現在、このジャガイモは無防備な状態である。 ジャガイモを植え終わってホッとしていると…。
偶然、ハチの巣を見つけた。
昔、私は、スズメバチに刺されたことがあるので、まずは…。
4メートルのパイプで、ツンツンすることにした。
ツンツン♪
ボタッ!
ハチが出てくる気配はない…。
念には念を入れて…。もう一度、ツンツン…。
反応なし…。
現在、2023年4月9日、ハチが巣を作る時期ではないので、恐らく、昨年の巣であろう。何らかの理由で放棄されたようである。 「うぉぉぉぉぉぉぉ〜! ハチ殿の首、打ち取ったりぃぃぃぃぃぃぃ〜!」。本当はハチが恐いくせに、勝どきだけは立派にあげたい暮露暮露であった♪ 2023/04/24
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2023年4月10日、いよいよ、最後のイノシシの防護柵の設置を始めた。まずは、ワイヤーメッシュを仮設置。 これが、ワイヤーメッシュ。
斜面にもワイヤーメッシュを仮設置。斜面に防護柵を設置できるのか不安が残る…。
トタンの波板を買ってきた。
単管パイプも買ってきた。
異形丸棒も買ってきた。
これが、異形丸棒。
単管パイプと異形丸棒で、ワイヤーメッシュを固定する。
単管パイプと異形丸棒にワイヤーメッシュを固定し、トタンの波板を仮設置。
あとは、この作業を繰り返すだけ。材料は、十分にある♪
…と思ったら、単管パイプに異形丸棒を固定するための針金がなくなっちゃった…。
時間が余ったので、葛の棚を整備することにした。
スッキリ♪
私は、この葛の木を、ずっと藤の木だと思っていたので、緊張して剪定をしていたが、葛の木だと分かった瞬間、緊張することなくバッサバッサと剪定できるようになった。 赤い矢印の葛の木は必要なくなったので伐採し、棚も解体した。
スッキリ♪
ここにも、イノシシの防護柵を設置する。
ホイッ! 完成!
のどが渇いたので、水源に水を飲みに行くと…。
無数のカエルの卵があった。
私は、この山を買うまでカエルの卵を見たことがなかったので、初めてカエルの卵を見た時は、宇宙人が地球で卵を産んだのだと思った。この卵が…。 こうなって…。
こうなるのだろうと…。
畑の整備に時間がかかっている間、暮露暮露庵の周辺は荒れ放題になってしまった。畑の整備は5月の下旬には終わるので、その後は、暮露暮露庵の周辺を整備しようと思う。 2023/05/08
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2023年4月24日、ついに、イノシシの防護柵が完成した。
こんな感じ♪
斜面のトタンも完璧♪
柵の外側は、通路としても使えそうである。
畑3で使っていたサッシを…。
畑4で再利用する。
単管パイプを打って…。
ホイッ! 完成!
問題は、ここの防護柵。
赤線の場所に設置したいのだが、キツネやタヌキが通れそうな穴があいてしまう…。そこで、赤い矢印の杭を…。 カット♪
こんな感じにした♪
完璧♪ あとは、野菜の種や苗を買ってくるだけ♪
キュウリ♪
ナス♪
ミニトマト♪
中玉トマト♪
中玉スイカ♪
初めてピーマンの苗を買ってきた♪
そして、サツマイモも初めてである。どうなるのか楽しみ♪
カブとダイコンの種♪
野菜が生長するまでは、タラの芽…。
ワラビ・フキノトウ・フキ・ヨモギ・サンショウなどの山菜の幸で楽しむ♪
「虹も十五分ほど続くと、人はもう見ない」という言葉があるという。
確かに、山菜の王様である天然のタラの芽も、毎年、たらふく食べているので、特に意識しなくなってしまった。たまに、スーパーでタラの芽の天ぷらが高額で販売されている時、「うちの山のタラを売りに来ようかな…」と思って意識するくらいである。 2023/05/21
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2023年4月28日、ナスの苗20本が全滅…。スイカの苗も全滅…。
キュウリの苗も、ほぼ全滅…。トマトの苗とミニトマトの苗は、半分ほどが枯れてしまった…。幸いなことに、サツマイモの苗とピーマンの苗は、枯れずにすんだ。 4月24日、ホームセンターで野菜の苗を買って山に行ったのだが、「明日も山に来るんだから、今日は苗を植えなくていいや♪」と思って苗を放置。ところが、その日の夜、母が咳をしはじめた。25日は、安静にさせて咳は治まったのだが、26日は、念のため、デイサービスへの通所を中止。そして、27日、やっと母の体調が回復。28日に、山へ行ってみると、上の写真のような状態で、苗がカラッカラになって枯れていた。 生き残っていた苗を植えるため、急ピッチで畑を整備。
ホイッ! 完成! 生き残っていたトマトの苗とミニトマトの苗、そして、新しく買ってきたキュウリの苗を植えた。 こちらは、新しく買ってきたナスの苗とトマトの苗、そして、生き残っていたピーマンの苗。
これは、新しく買ってきたカボチャの苗とスイカの苗。
昨年までイノシシの防護柵として活躍していた柵が、土の重みに耐えられずに傾いてしまった。すでに、畑の周りは完全に柵で囲っているので、来年、赤い矢印の柵は撤去する予定。 生き残っていたサツマイモの苗を…。
植えるための畝を作った。
ホイッ! 完成!
因みに、ジャガイモは…。
順調に生長している♪
喉が渇いたので、水を飲むために水源に行くと、池の中でカエルが死んでいた…。改めて、自然界の厳しさを知る…。 この池は、カエルの卵が無数にある繁殖地。このカエルは、自分が生まれた池に帰って来たのであろうか…。いずれ、このカエルの死骸も他の生物の餌になるので、このまま放置することにした。 …と思ったのだが、やっぱり、かわいそうなので、土に埋めてあげることにした。
“かわいそう”という感情は、人間に特有の感情なのだろうか? 他の生物の餌なのに申し訳ないが…。
石を置いて、他の生物に掘り返されて食べられないようにした。「お疲れさまでした。安らかにお眠りください」。 カエルの死骸を埋めた後、ふと、周りを見わたすと、スギナが繁殖していることに気づいた。私は、自家製のドクダミ茶を飲んでいるのだが、少々、味の癖が強くて困っていたところ、お隣のOさんから、「スギナを混ぜると、ドクダミの味がまろやかになりますよ」と、教えてもらったのを思い出し、スギナ茶を作ることにした。 これが、スギナ。どこにでもある植物なのだが、市街地に咲いているスギナは、排気ガスなどの不純物が付着しているので、あまり、お勧めはできない。 写真集のような雰囲気に撮影したスギナ♪
10分ほどで、バケツがスギナでいっぱいになった。
湧き水で、ジャブジャブ洗う♪
その後、1週間ほど乾燥させる。作り方は、ドクダミ茶と同じ。
左がスギナ茶で、右がドクダミ茶。
個人の好みにもよるが、私は、「スギナ:ドクダミ=1:1」の割合がちょうど良い味である♪ まろやかぁぁぁ〜♪ 2023/05/26
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2023年5月3日、野菜の苗が植え終わったので、最後にダイコンとカブの種をまくことにした。
まずは、畑3の空いている土地に…。
畝を作ってダイコンの種をまく♪
同じく畑3のサツマイモの隣に…。
畝を作ってダイコンの種をまく♪
そして、畑4のジャガイモの隣に…。
畝を作ってカブの種をまく♪ これで、今年の野菜たちの準備は完了!
余談ではあるが、昨年、掲載し忘れたサトイモの収穫については以下のとおり。
収穫の時期だというのに、葉の色が悪かったので、とてつもなく悪い予感がした。
ところが…。
掘ってみると…。
あっ!
おぉぉぉ〜!
スゲェ〜! サトイモだぁぁぁ〜!
豊作、万歳! 豊作、万歳!
しかし…、実がなっていたのは最初の1本だけであった…。
たったこれだけ…。
しかも、こんなに小さい…。次は、もっと頑張ろう♪
今年の野菜たちの準備が終わったので、散歩をしていると…。
3年前に作ったイノシシの防護柵が、かなり傷んでいるのに気づいた。
あ〜ぁ…。
すでに、全ての畑を防護柵で囲っているので、上の図の黒い矢印の防護柵は必要ない。来年は、古い防護柵を撤去し、畑1〜畑4を抜本的に整備しなおす予定。 散歩をしていると、面白い植物に遭遇した。
私は、植物には全く興味がないのだが、なんとも面白い形をしている。
これは、上から見たところ。ん〜、中心部に吸い込まれそうである。
こんな感じ♪
そろそろ、家に帰ることにした。私は、山に来る前日の夜にワラビを熱湯につけ…。
翌日、半日ほど、山の湧き水にワラビをつけてアクを抜いている。
こうすると、灰や重曹を使わなくても、完全にアクが抜ける。
ぅんまっ!
最近、山でウグイスの声を聞いていると、「だいぶ近くで鳴いているなぁ…」と思うことが多くなった。そこで、ふと周囲を見てみると、こんなに近くで鳴いていた。 人間に慣れてしまったのか、全く人間を恐がらない。
因みに、私が、自宅マンションの近くに借りている駐車場にいる2匹の野良ネコたちも、人間に慣れてしまったので、全く人間を恐がらない。 …というより、「人間なんて楽勝♪」という感じである。理由は分からないが、なぜかイラッとくる…。 2023/06/03
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いつかやるとは思っていたが、とうとう、株式投資でやらかしてしまった…。2023年5月29日、約120万円の損失が確定。 当時、上の画像のようなチャートだったので、「日本企業の決算もそんなに良いわけではないので、株価が上昇することはないだろう」と思い、いい機会なので、“空売り”と“信用取引”の練習をしていた。簡単に説明すると、空売りとは、「株価が下がると利益になる」という取引であり、信用取引とは、「自分が所持している現金の約3倍まで、証券会社から借金して株式を買える」という取引である。 その後、株価は大きく上昇。いつもの私なら、すぐに損切りしていたのだが、今までの成功体験から自信過剰となっていたのであろうか、「株価は、いずれ下がる」と思い込んでいた私は、損切りせずに、空売りしている株式を、信用取引で大きく買い増しした。 「まずい!早く損切りしなければ!」と思ったのは、約33年ぶりの株価の高騰のニュースを見てからであった。 私が損切りした後も株価の高騰は続いた。因みに、その時、損切りしていなかったら、現在、その含み損は230万円〜250万円にまで膨らんでいた。株式投資を始めて約2年になるが、初めての大敗である。大きな損失を出したのは残念なことではあるが、同時に、慢心していた私の鼻っ柱をへし折ってくれたことは、ありがたいことでもある。この痛みを将来に活かせるのであれば、この程度の損失で済んだことはラッキーだったと言えなくもない。 今回、約120万円の損失を出してしまったことは残念ではあるが、今年は、現在までに約40万円の利益も出しているので、今のところ、約80万円の損失ということになる。必要以上に気にするほどのことでもない。この約2年間、株式投資の利益のおかげで無職でも生活できたし、その上、この無職の状態が続いたとしても、約2.1年ほど生活を維持していけるだけの利益も残っている。金融の専門家の方から見れば、「まだ経験年数2年のペイペイにしては、そこそこ健闘しているな」といったところであろう。「負けた時が大切」。目先の大敗に気を奪われて、全体を見通す目を曇らせてはならない。「なぜ、私は失敗したのか?」を冷静かつ徹底的に分析し、少し頭を冷やしてから、また再開しようと思う。 しかし、そんなにのんびりもしていられない。これから、認知症の母にいくら金がかかるか分からないし、最近のエネルギー価格の高騰や全般的な物価の高騰など、今後、それなりに大きな金が必要になることが推量されるからである。会社に勤めているのであれば、賃金の上昇で物価の上昇を吸収できるのかもしれないが、私は無職なので、自分で金を稼いで物価の上昇を吸収しなければならない。しかも、会社に勤めていれば、働いた分の給与を得られ、「あんなに働いたのに、今月はマイナスだった」ということはないが、私のように株式投資で生活している人間の場合は、「あんなに時間を使ったのに、今月はマイナスだった」というリスクを常にかかえている。お恥ずかしながら、率直に言うと、「株式投資のみで生活費を稼いでみて初めて、会社に所属し、毎日毎日、会社の悪口をブツブツ言っているにもかかわらず、毎月、会社から働いた分の給与が得られることのありがたさが分かった」というところである。 四方八方、敵に囲まれて難問が山積している私ではあるが、忘れてはいけないのが、「そもそも、私が株式投資を始めたのは、母を養っていくための生活費を稼ぐためであり、贅沢な生活をするためではない」ということである。そのため、大きな利益を狙っていく必要は全くない。基本的な戦略としては、「母が天寿を全うした時、利益と損失がトントンであれば私の勝ち♪」という感じであろうか。金というものは、生きていく上で必要なものであり、まことに便利なものである。しかし、よくよく考えれば、単なる紙と鉱物である。私たち人間は、時に、この単なる紙と鉱物に実態以上の価値を付加してしまい、自分たちで付加した価値に、自分たち自身が振り回されることがある。目先の利益や損失に一喜一憂することも大切なことなのかもしれないが、最も大切なのは、「所詮、金というものは紙と鉱物」ということを、決して忘れてはならないということである。 余談ではあるが、ネットで面白い画像を見つけた。私は、先ほど、「所詮、金というものは紙と鉱物」と言ったが、もう一つ、“伝言板”という重要な役割があるようなので、訂正して追加しておくことにする。\(^o^)/♪ 2023/06/15
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やっと、山もポカポカ陽気になってきた♪
左が、ウツギ。右が、サンショウ。
このウツギが、私の一番のお気に入り♪
昔、私が、赤丸のところに切り株を置いていたので、このウツギは横に伸びてしまった。しかし、その結果、木の高さが低くなり花が見やすくなった。結果オーライ♪ 母 with アザミ。
どこにでもある花だが、なんとも美しいものである。
上の写真は、お隣のМさんの土地。Мさんが椎間板ヘルニアを患ってしまったので、荒れ放題になっている。因みに、枯れている木は、タラの木。もったいない…。 今年は、ギャガイモの生長が良い。昨年までは、植えた後は放置していたが、今年は、しっかり管理しようと思う。 ギャガイモの茎が10センチほどになったところで、茎を2本だけ残して欠くらしい。
私の小指と親指の間が、ちょうど20センチなので…。
おっ! 10センチを超えてる! 遅かった!
茎を2本だけ残して、他の茎は欠く。
欠く茎は、しっかりと根まで欠く。
欠いた根には、すでに、小さなジャガイモができていた。
疲れたぁ〜! 腰が痛ぇ〜! 赤い矢印が欠いた茎。
おぉ〜! スッキリ!
今年のジャガイモの生長が楽しみだ♪ この2週間後…。
おぉぉぉ〜! スゲェ〜! 茎が伸びて花が咲いてる!
これが、ジャガイモの花♪
母 with ジャガイモ。今年は大きなジャガイモが収穫できそうである。
グングン気温が上昇しているが、水源ではコンコンと水が湧いていて…。
日陰には、イスとテーブルが設置してある。
涼しい風が通るので、気温が40℃でも熱中症の心配はない♪ 今年も快適な夏が楽しめそうである♪
2023/06/21
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野菜の苗を植えていた畑が、少しだけ目を離した隙に…。
こんなふうになってしまったので…。
雑草をむしった♪
こちらの畑も同じように…。
こうなったので…。
雑草をむしった♪
この畑が…。
一番ひどい…。あぁ〜あ、カボチャの蔓を摘心するの忘れた…。今からでもやろっ♪
…と思ったのだが、すでに、実がなり始めていた。
しかも、カボチャは、西洋種と日本種とで摘心の方法が違うらしいので、何の品種を植えたのか、それすら分からない私には、どうすることもできない。そのため、カボチャの管理方針を、「適切に摘心して管理する」から「自由にのびのびと管理する」へ変更した。 キュウリの苗は、買ってきた苗の20%〜25%が枯れてしまうので…。
「枯れたら買ってきて植える。また枯れたら、また買ってきて植える」を繰り返している。
さてさて…。
今年は、何本のキュウリが収穫できるかな♪
ナスの苗もキュウリと同じで、買ってきた苗の10%ほどが枯れてしまう。
残ったナスの苗は順調♪
ミニトマトも順調♪
トマトも順調♪
オクラも順調♪
サツマイモも順調♪ この場所だけ土質が違うのだが、さすが、サツマイモ!強い! スクスクと生長している♪ これは、初めて畑に植えたピーマンの花。この花が…。
こうなって…。
こうなる♪ こちらも順調♪
ダイコンの種も芽を出し…。
立派な葉に生長した♪
実が密集していたので、間引くことにしたのだが…。
少し間引くのが遅かったようである。葉はふりかけにして、実はダイコンおろしにして食べることにする。 カブの種も芽を出し…。
立派な葉に生長した♪
こちらも、実が密集していたので、間引くことにした。
赤い矢印が、間引いたカブ。
ダイコンと同じで、少し間引くのが遅かった。これでは、間引いているのではなく、もはや、収穫である。来年から、もっと真面目にやろぉ〜っと♪ この3年間、畑を拡張し続けたので、全ての野菜に水をやるのに1時間もかかるようになってしまった。今度は、水やりのための水路を整備しなければ。やらなければいけないことが次々に変化するので、よくよく考えて、臨機応変に対応しなければならない。そこが面白いところである。 2023/06/28
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2023年6月26日、草ボウボウ…。
ダイコンは順調に生長している♪
カブも順調に生長している♪
おぉ〜! カボチャも順調♪
今年も、いっぱい収穫できそう。
サツマイモも順調に生長している♪
ジャガイモも順調に生長しているが…。
そろそろ、枯れている茎がでてきたので、収穫してみることにした♪
グサッ!
おぉ〜!
あっ…。
細かいことは気にしないで、収穫を続ける♪
こんなに収穫できた♪
本日の収穫♪
だだ…。
ジャガイモの一人を非行に走らせてしまったことは、心残りでならない…。
立派に更生してくれることを願う♪
2023年7月2日、さらに、草ボウボウ…。
しかし、収穫は多かった♪
カボチャ♪
ジャガイモ♪
カブ♪
ここ2年ほど、ナスとトマトの収穫が激減している理由が分かった。
肥料を与えているのに、肥料を与えていない時よりも、収穫量が少ないので、おかしいと思って調べてみたところ…。 私の肥料の与えかたが悪かった。私は、上の図のように、穴を掘り、その穴に肥料を入れて、そのすぐ上に苗を置いてから、穴を埋めていた。これでは、肥料の栄養が強すぎて、苗が弱ってしまうとのこと。来年からは、この点を改善して、野菜を育ててみる。 2023/07/23
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2023年7月7日、野菜たちが…。
立派に生長してきた♪
ギャガイモの茎も枯れたので、掘ってみると…。
おぉ〜!
スゲェ〜!
上の段が終わって、次は下の段♪
バケツに6杯も収穫できた♪
収穫の喜び♪
ダイコンも収穫できたのだが…。
お店で売っているダイコンのようには生長しない。
また、味は変わらないのだが、傷みも多い。
一見すると、上手くできたように見えるダイコンも…。
裏は、こんな感じ…。この黒い穴の奥が傷んでいるかどうかは、切ってみないと分からない。家庭菜園をしてみて、農家の方たちが、どれだけ野菜に手をかけているのかが分かった。 2023年7月21日、こんな感じだった水源への階段が…。
こんな感じになってしまったので…。
サッパリ♪
因みに、こんな感じだった葛の棚も…。
こんな感じになってしまった…。
ナスを植えた畑も…。
もはや、どこにナスがあるのか分からない…。
おぉ〜! オクラだぁ〜! オクラの収穫は初めて♪
キュウリ♪
カブ♪
ダイコン♪
その他♪
今年は、ダイコンがたくさん収穫できた♪
その中でも、一番、印象に残っているのが、このダイコン。
私が、ダイコン君の髪を切って、座布団に座らせていると、母が、ゲラゲラ笑ったので…。
ダイコン君の爪を切って、友達のカボチャ君と並べたら、母は、もっとゲラゲラ笑った。
そこで、カボチャ君たちに、ダイコン君を胴上げさせてみた♪ すると、母は、3日くらい、このネタでゲラゲラ笑っていた。 そんなダイコン君も、老いて髪が薄くなり…。
シワやシミに苦しむようになった。
やがて、動けなくなってしまい…。
数日後、カボチャ君たちに見守られながら、静かに息を引き取った…。これで、この話は、お終…。
ん?
あっ! 折れた!
なんだ?
ひぇぇぇ〜! 恐っ! お助けをぉぉぉ〜!
2023/08/10
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2023年8月30日、株式会社ジャニーズ事務所におけるジャニー喜多川氏の性加害問題に関して、外部専門家による再発防止特別チームの調査報告書が発表された (ここをクリックすれば当該記事を閲覧できます)。 特に新しい情報もなかったので、「まぁ…、そうだよなぁ…」という感じである。その調査報告書の中に、“メディアの沈黙”という項目があり、「過去、週刊誌などが、この問題を報じていたのに、ジャニーズ事務所のアイドルタレントを自社のテレビ番組へ出演させることや、雑誌などへ掲載させることができなくなるのではないかという危惧から、この問題を報道することを控えていた」とまで指摘されているにもかかわらず、その後の報道でも、「噂レベルでは知っていたが、まさかここまでとは思わなかった」・「それらの指摘を重く受け止め…」などのコメントが散見されるのは面白い。普段は、政治家などを、「会見を開いて説明責任を果たすべきだ!」と必要以上に責め立てている人々が、責め立てられる側になると、責め立てられている時の政治家と同じようなコメントを繰り返すようになる姿は滑稽であり、思わずニコニコ笑ってしまった。また、「どうしてこうなったのか」・「どこに責任があるのか」・「これからどうすれば再発を防止できるのか」などを調査する第三者委員会を設置する意欲もないようなので、ほとんど反省する気はないようである。因みに、上の写真は、2022年11月30日、東京の新宿駅南口で開かれた在日中国人の方たちによる抗議集会。国家による言論統制や情報操作で苦しんでいる方たちからすると、あり余るほどの表現の自由を保障されているにもかかわらず、その大切な権利を自ら放棄している日本のメディアは、どのように映っているのだろうか。 大きなメディアといっても、その組織を構成しているのは、所詮、そこら辺にいる普通の人間である。過去にも、立場の強い芸能人が不倫をした時は報道が小さく、立場の弱い芸能人が不倫をした時には徹底的に報道して、必要以上に叩いていたが、自局のアナウンサーが不倫をした時には一転し、ひっそりと異動させた後、短いコメントを発表して静かに終わらせるということもあった。叩かれた芸能人の方は気の毒であるが、私は、そのようなことは、どことなく人間ぽくて嫌いではない。人間とは、本来、その程度のものなのである。 すでに、私たちは、通信技術の発達により、大きなメディアからの情報だけではなく、小さな個人からも情報を集めることが可能になっている。確かに、小さな個人からの情報は、その信憑性に不安があるが、それでも、情報は情報である。私が、今回の外部専門家による再発防止特別チームの調査報告書に特に驚かなかったのは、これらの小さな個人からの情報のおかげである。つまり、大きなメディアが存在しなくても、小さな個人からの情報を集めれば、ある程度の精度で、そのものの概要が把握できるという一つの例といえる。大きなメディアが反省しようがしまいが、信頼を回復しようがしまいが、存在しようがしまいが、大きなメディアに頼らずに私たちが情報を集められる時代が、少しずつではあるが、近づいてきているのを感じる。今、私たちにとって大切なのは、大きなメディアの情報に頼るばかりではなく、小さな個人からの情報に頼るばかりではなく、私たち個人個人が、“賢い情報処理者”になることである。過渡期の今、私たちは、少しづつ、正確に情報を処理する能力を身につけていかなければならない。 2023/09/06
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先日、第1子の妊娠を発表している人気 YouTuber であるゆんさんが、大きな家具を購入し、その家具を自宅に届けにきた配達員の方に、「妊娠中なので、一人では運べません。玄関の中まで運ぶのを手伝っていただけませんか?」と頼んだところ、配達員の方に、「そういうのはやってないんで」と冷たく断られてしまったというエピソードを動画で投稿した (ここをクリックすれば当該記事を閲覧できます)。 ゆんさんの一方的な主張なので、ゆんさんが本当に丁寧に頼んだのか、本当に配達員の方が冷たく断ったのかは分からないが、この動画の投稿の2日後、「私の軽率な言動、そして浅はかな考えで配送業の方々をはじめ、動画やニュースを見てくださった皆様を不快な気持ちにさせてしまい申し訳ございません」と謝罪しているので、これ以上、私が言うべきことは何もない (ここをクリックすれば当該記事を閲覧できます)。 ゆんさんは、まだ28歳という若さなので、事の深刻さを理解するのが難しかったのであろう。私は、反省している若い方たちを、延々と責め続けるという趣味はないのだが、上記の記事では、「何を」・「どう」反省したのかが分からないので、少し補足しておく。 この場合、上の図のように、受取人と配達人という二つの立場があり、善人と悪人という二つの条件がある。そして、四通りの組み合わせの内の一つが必ず成立することになる。まず、「受取人が善人で、配達人も善人」だった場合、問題が起こる可能性は低く、無事に取引が終了する可能性が高い。そして、「受取人が善人で、配達人が悪人」だった場合、何らかの理由で配達人が玄関の中まで侵入し、玄関のドアを閉めた後、受取人にナイフを突きつけて脅迫するなどの可能性があるので、受取人は、絶対に配達人を玄関の中には入れず、玄関の外で対応しなければならない。そして、配達人が受取人に危害を加えようとしたら、大声で、「助けて〜!」と叫んで、周りに助けを求める準備をしておく必要がある。また、「受取人が悪人で、配達人が善人」だった場合、何らかの理由で、受取人が配達人を玄関の中まで招き入れ、その後、「あれ?玄関に置いてあった金がなくなってる。配達人に盗まれた!」と言いがかりをつけて脅迫するなどの可能性があるので、配達人は、複数人で行動して、お互いが無実の証人になるか、単独の場合は絶対に玄関の中までは入らないなどの防御策が必要である。最後に、「受取人が悪人で、配達人も悪人」だった場合、お互いに脅し合うことになる可能性があるが、特に善人が被害に遭うわけではないので、放置しても問題ない。 私たち人間は、この世界が、困っている人間・立場の弱い人間を躊躇なく助けることができる世界になることを望んでいる。しかし、残念ながら、今、私たちが住んでいる世界は、全ての人間が善人で構成されている理想郷ではない。他人を脅迫して金をむしり取ったり、暴力で自身の欲を満たそうとする人間が存在している以上、上記の四通りの組み合わせの内のどれに遭遇するか分からない。そのため、受取人も配達人も、お互いに自分を守る必要があるのである。「玄関から中へは、入らない、入らせない」。これは、お互いを守るための鉄則である。 2023/09/23
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先日、学校や官公庁に食事を提供している広島県広島市のホーユーという会社が、突然、営業を停止し、破産手続きに向けた準備をしているという記事が掲載されていた (ここをクリックすれば当該記事を閲覧できます)。 少なくとも、12の都道府県に影響がでているので、この混乱の責任の多くはホーユーにあることは確かなのだが、では、行政側に全く道義的な責任がないかというと、必ずしも、そうとは言い切れない。例えば、小学校・中学校の給食を例に挙げれば、文部科学省が発表している、「令和3年度学校給食実施状況等調査」の資料によると (削除されていなければ、ここをクリックすれば当該資料を閲覧できます)、 令和3年度の小学校の給食実施回数は192回で、全国の給食費の平均月額は4477円。令和3年度の中学校の給食実施回数は188回で、全国の給食費の平均月額は5121円である。ただし、この資料には、調理・運搬・物資購入の管理・食器洗浄・ボイラー管理・その他の業務などの費用は含まれていない。上記の資料から、小学校の一食当たりの価格は約256円。中学校の一食当たりの価格は約300円と導きだせるが、この価格に、調理・運搬・物資購入などの管理・食器洗浄・ボイラー管理・その他の業務などの費用を加えると、一食当たりの価格は、約800〜900円ほどになるのではないかと言われている。しかも、上記の資料によると、これらの高コスト分野の委託比率が、調理(54.7%)・運搬(47.3%)・食器洗浄(52.3%)・ボイラー管理(28.3%)・その他の業務(35.3%)などとなっており、高コスト分野を民間会社に委託して、低コストに抑えようとする意図がうかがえる。つまり、行政側が、「嫌なことを、立場の弱い民間会社に押しつけている」ということである。 上記の記事では、ホーユーが、どのくらいの価格で食事を提供していたのか、また、どのくらいの比率で高コスト分野を運営していたのかが分からないので、食事の価格や設備維持費などが、どのくらい経営に負担をかけていたのか分からない。しかし、それを委託している行政側は、ある程度のことは調べれば分かることなので、寝耳に水・青天の霹靂というのは、あまりにもお粗末である。私のような素人でも、30分も調べれば今回のカラクリが分かるので、仮に、ホーユーが倒産したとしても、それは、現在の状況を論理的に分析すれば、至極、当然のことであり、決して想定外のことではなかったということが分かる。そして、これと同じような構造の問題が、他にも多く存在していると推量されるので、我慢の限界をむかえた業者が、バタバタと連鎖的に倒れ始める可能性もある。「子供たちのために」という言葉を多く遣うのであれば、是非とも、行政側には適切な対応をお願いしたいものである。 余談ではあるが、世の中は、ホーユーに対して厳しい評価をしているようなので、敢えて、私は、ホーユーを高く評価してみたいと思う。「今まで、子供たちに栄養のバランスがとれた食事を提供してくれてありがとうございました。自社の利益を削っているにもかかわらず、最後の最後まで、消費期限が切れた食材を使用しないなど、食に携わる会社としての矜持を示していただいたことを誇りに思います。食品事業のノウハウを豊富にもっている貴社が、再び食品事業に復帰する日を心待ちにしています」と。 2023/09/29
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2023年10月2日、ジャニーズ事務所が開いたジャニー喜多川さん(=本名・喜多川擴=きたがわ・ひろむ=享年87歳)による性加害に関する会見で、その会見の運営を担当していたコンサルティング会社が、質問を受ける際、挙手していても指名しないようにする記者などの名前や顔写真をまとめた“NGリスト”と呼ばれる書類を作成していたことが明らかになり、何かと問題になっているようである。ジャニー喜多川さんによる性加害の問題点は、「性加害による被害者の救済」・「この問題に関係する方たちへの誹謗中傷」・「メディアの報道姿勢」・「ジャニーズ事務所による隠蔽体質」・「ジャニーズ事務所に所属しているタレントと、そのファンの今後」など多岐にわたっており、それぞれの人間の立場によって優先順位が違うので、今後も混迷することが容易に想像できる。 どの問題点も大切だとは思うが、私が最も注目している問題点は、そもそもの発端であるジャニー喜多川さんによる性加害そのものである。さらに言えば、未成年期の性加害の問題。これこそが、この問題の本質であると私は思っている。ジャニーズ事務所の社長である東山紀之さん(=ひがしやま・のりゆき)が、ジャニー喜多川さんによる性加害について“鬼畜の所業”と発言していたが、確かに、その通りなのかもしれない。しかし、忘れてはいけないのが、TBSの報道特集という番組で放送されていた、「ジャニー喜多川さん自身も未成年期に、それと同じか、それ以上の鬼畜の所業を繰り返し受けていた」ということである。合同会社 serendipity の調べによると (ここをクリックすれば当該記事を閲覧できます)、 「子供を虐待する親は、自らも虐待を受けていた傾向がある」という結果であった。その調査では、調査対象の約10%が未成年期に虐待を経験しており、その中の約20%が未成年期に性的な虐待を経験したと答えている。つまり、調査対象の約2%が性的な虐待を経験したということである。 子供を虐待する親は、自らも虐待を受けていた傾向があるということが分かっても、どのくらいの割合で被害者が加害者に変わるのかは判明していない。ジャニーズ事務所が設置した外部の有識者による再発防止特別チームの報告書によると、ジャニー喜多川さんによる性加害は数十年にわたっており、その被害者は少なく見積もっても数百人とのことであった。その数百人の被害者の中の何人かは、この数十年の間に加害者に変わっていると推量されるので、新たな加害者によって、現在進行形で被害者が増えているはずである。日本国内で性加害をしているのがジャニー喜多川さんだけとは思えないので、将来、どのくらいの被害者が加害者に変わるのか想像もできない。この問題に真剣に向き合うのであれば、早急に未成年期の性加害に関する大規模な調査を実施して、その実態を把握することが必要である。現在、全開になっている蛇口から水がジャンジャン流れている状態なので、まずは蛇口を閉めて水が流れないようにするべきである。 未成年期の性加害に関する実態を把握しても、「密室で行われる性加害を、どうやって防止するのか?」など、さらに難しい問題が山のように積み残されている。本来、この問題は、社会全体の問題として認識されるべきであり、単に民間企業の不祥事で済まされる問題ではないのだが、この問題に関して沈黙してきた記者さんたちが、ジャニー喜多川さんによる性加害に関する会見で、お互いに罵り合っている姿を見ると、「この問題に真剣に向き合っているんだろうけど、この方たちの目には、どのような風景が見えているんだろうか?」と思い、どのような感情かは自分でも分からないのだが、ただ何となく笑ってしまった。 2023/10/19
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2023年8月10日、今年も、多くのダイコンが収穫できた。私は、葉がついているダイコンが好きなのだが、残念ながら、スーパーでは、葉がついているダイコンを売っていない。ダイコンの葉は、みそ汁に入れるなど、さまざまな使い方があるが…。 私は、ダイコンの葉をふりかけにして、ご飯にかけるのが好きである♪
本当に時なしで収穫できるのか、もう一度、栽培して確かめることにした。
土を耕して肥料をまき…。
種をまいた。収穫できるかなぁぁぁ〜♪
カボチャの蔓も元気がいい♪
今年は、異常な暑さだったので、キュウリ・トマト・ナスなどの収穫は激減したが…。
カボチャは、例年よりも多く収穫できた♪
しかし、こんなものや…。
こんなもの…。
そして、こんなものもあった…。
しかし、心配無用♪
こんなカボチャでも…。
少し切ると、全くの無傷♪
因みに、この傷は…。
鳥の口ばしで、突かれたようである。
収穫したカボチャは、天ぷらにするか…。
ミキサーにかけて、アイストレイで冷凍し…。
約1年は保存できる状態にしておき…。
必要な時にカボチャ・スープに変身させる♪
あとは、最後に残ったサツマイモを秋に収穫すれば終了ぉぉぉ〜。サツマイモの収穫は初めてなので楽しみ♪とぉぉぉ〜っても楽しみ♪ 2023/11/29
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2023年10月22日、いよいよ、サツマイモを収穫する季節がやってきた。
…と思ったのだが、驚いたことに、カボチャの実がなっていた。
実は小さいが…。
こんなにたくさん収穫できた♪
そして、いよいよ、サツマイモの収穫。
サツマイモの収穫は初めてなので、試しに1つだけ掘ってみた。
おぉぉぉ〜!スゲー!
左側が、ベニアズマの畝。右側が、べにはるかの畝。認知症の母はデイサービスに行っているので、山には不在。私は何をしに山に来たかというと、ちゃんとサツマイモができているかどうかの確認である。もし、サツマイモが全滅していたら、すぐにスーパーでサツマイモを買い、ここに埋めておかなければならない。そして、後日、認知症の母を連れてきて、あらかじめ埋めておいたサツマイモを掘り出し、「よかったねぇ〜、いっぱい収穫できてぇ〜」と褒めてあげる予定である。しかし、どうやら、その必要はなくなったようなので、ホッとしている。 こんなに収穫できた♪
でっけぇ〜!こんなサツマイモを収穫できたら、母も、“お花畑で踊る少女”のように喜ぶであろう。
後日、母と一緒に来て、残りのサツマイモを収穫♪すると、母は…。
アハハハハハ♪
アハハハハハ♪
ウフフフフフ♪
ウフフフフフ♪
エヘヘヘヘヘ♪
エヘヘヘヘヘ♪そして、私は…。
オェェェェェェェェェ〜!気持ち悪るッ!
冗談は、これくらいにしておく。収穫後、野菜を洗うのは母の担当。
ホイッ!完了!これで、今年の全日程が終了した。サツマイモは、サラダや焼き芋にして食べました♪今年は、異常な猛暑だったにもかかわらず、サツマイモとカボチャは絶好調であった。来年は、この二つの種類を大量生産してみようと思う。 因みに、2023年11月25日、山に行ってみると…。
あちらこちらに、大量の鹿の糞があった。
順調に野菜が収穫できても、喜んでばかりもいられない。自然の中では、決して油断できないのである。私の畑の周囲には、カモシカ・イノシシなどがいる。確認されてはいないが、クマがいるかもしれない。山では、死は常に目前にあるのである。 2023/12/01
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先日、TBSのニュース番組を見ていたら、突然、画面に、「節電要請を受け照明を一部落として放送しています」という文字が現われた。因みに、私は、その知らせを見るまでは、照明を落としていることに気づいていなかったし、もっと照明を落としたとしても特に気にすることもないと思う。テレビ局は、電力会社からの電力不足による節電要請で照明を落としていることを強調していたが、ここで大切なのは、そこだけではない。そのような節電も大切だとは思うが、上の写真を見れば分かるように、「そもそも、私たちは、過剰な電力消費に慣れすぎていたのではないか?」という電力不足の根本の問題を提起することや、さらには、「何らかの新しい体制に移行するには、激しい苦痛がともなうので、その激痛に耐える覚悟が必要」ということを報道することも大切である。しかし、いくら、そのような報道をしたとしても、私が、この電力不足の問題を楽観視することはない。たとえ、全ての日本人が何らかの新しい体制への移行が必要だと認めたとしても、日本には多種多様な業界があり、それぞれの業界の利権が複雑に絡み合っているので、結局、私たち日本人は、結束することができずに電力不足の問題を先送りし、今までの生活水準を維持するという選択をすると思われるからである。 先日、NHKで、「混迷の世紀〜世界“債務危機”は止められるか〜」という番組が放送されていたのだが、その番組内でシカゴ大学のラグラム・ラジャン教授が、「私たちは、結束しなければ、別々に破滅することになる」という、先人たちからの教訓を紹介していた。今までの生活水準の維持を選択し、何らかの新しい体制に移行する覚悟をして結束することができない私たち日本人には、将来、何らかの新しい体制に移行する激痛を超える激痛が待っているのであろう。人間というものは、賢いようで愚かなものである。そして、愚かなようで賢いものである。私が、この電力不足の問題で唯一している対策は、「この問題で日本人が結束することに期待しつつ、これから感じることになるであろう激痛を受け入れる覚悟をする」ということだけである。 2023/12/03
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2023年5月29日、私が株式投資で多額の損失を出した忘れられない日である。この衝撃を感じたままトレードすると、さらに損失を拡大してしまうと思ったので、しばらくの間はトレードを中止しようと思ったのだが、投資する金額を減らしてトレードを続けることにした。なぜなら、「落馬をしたら、すぐに馬に乗れ」という乗馬の世界の言葉を思い出したからである。「落馬した時、落馬したままで終わってしまうと、以後、落馬することが恐くなり、二度と馬に乗れなくなってしまう」。つまり、恐怖を感じたまま何もしないと、そのまま恐怖心だけが残ってしまうということである。 投資する金額を減らして3ヶ月ほどトレードしていたのだが、多額の損失を出した衝撃も薄くなってきたので、「124万円の損失かぁ…。その損失の前に40万円ほど利益があったから、残りの損失は80万円…。取り返すのに1年くらいはかかるかな…」と思いながら、本格的にトレードを再開したところ、たまたま買った株式の株価が上昇し、3ヶ月も経たないうちに信用取引で約30万円…。 現物取引で約53万円の含み益になった。これらの株式を全て売却すれば、今年のうちに124万円の損失を帳消しにできるのだが、その株式の株価が、まだまだ上昇しそうなので、現在も保有したままである。ふふふ…。傷は完全に癒えた。もう多額の損失に対する恐怖心はない。それどころか、今回の多額の損失から学んだ多くのことが、今後のトレードでは、私の強力な武器になる。私は、認知症の母を養っていかなければならない。そのためには、何が何でも金を稼がなければならない。ありとあらゆる方法で金をかき集めなければならない。私が倒れれば、それは、そのまま母が倒れるということを意味する。私には、戦いの最前線から退くという選択肢はないのである。 2023/12/25
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上の写真は、1999年11月、雑誌“教育”に掲載された「私の考える『生きる力』」という論文である。獣医師である中川志郎さん(=なかがわ・しろう=享年81歳)によって書かれたこの論文は、当時、30歳であった私に衝撃を与え、現在でも、私の生き方や考え方の根幹をなしている (ここをクリックすれば当該資料を閲覧できます)。 この論文の中で中川さんは、人間の生きる力を、「食物獲得能力」・「危険回避能力」・「社会行動能力」の三点に集約。イノシシとブタを例に挙げて、「イノシシは、生きる力の優等生であり、地球上の至る所に生息しているが、その一方で、イノシシの家畜種であるブタは、生きる力の三つの条件を全て人間に委ねているので、人間が建てたブタ小屋でしか生きていけない」と論を展開させている。25年前、この論文を読み終わった直後にコピー機に直行し、目を輝かせながらコピーしたのを今でも覚えている。そして、25年間、この論文の主旨を真に理解するため、少しづつ経験を積み重ねてきた。この論文に対する評価はさまざまだとは思うが、私は、雑誌に掲載されてから25年が経過した今でも、この論文の主旨は色あせていないと思っている。 この論文が私に与えた影響は大きく、私の生き方や考え方の根幹をなしているので、あらゆる日常生活の中にそれを見ることができる。例えば、現在、私は、認知症である母の介護をしているのだが、認知症の母を介護する姿勢にも、この論文の影響が色濃く反映している。前述の生きる力の三つの条件を認知症の介護に置き換えると分かりやすい。一つ目の「食物獲得能力」は、生活費を稼ぐ力となる。いかなる理由があっても、いかなる状況であっても、私は、自分自身で生活費を稼ぎだす能力を身につけなければならない。そして、二つ目の「危険回避能力」は、今後、認知症の母に起こると思われる症状を事前に察知し、その症状に備えることとなる。私は、認知症の母に、または、私自身に危険が迫っていることを感じとる能力を身につけなければならない。最後に、三つ目の「社会行動能力」は、介護福祉施設との密な協力関係となる。私自身にできることとできないことを正確に把握し、自分にできることは自分でする。しかし、自分にできないことは、素直に、「自分にはできないので、助けてください」と施設に頼むことができる能力を身につけなければならない。 私は、あまり細かいことは気にしない人間である。良く言えば寛容な人間であり、悪く言えばだらしのない人間である。しかし、この論文の中で中川さんが述べている生きる力の三つの条件に関しては、この点に関してだけは、今まで一歩たりとも譲歩したことはない。なぜなら、生きる力の三つの条件を他人に委ねることは、イノシシとして生きている私の人生を、ブタとして生きていく人生に替えてしまうことを理解しているからである。 2023/12/28
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